【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞が金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の非核化の決断を高く評価しながら、その決断の当為性を強調し目を引く。 同紙は、豊渓里核実験場の廃棄やミサイル発射実験の中止のような「果敢な実践的措置」や今年の新年の辞で核兵器の製造・実験・使用・拡散を行わないとした立場表明には、平和に向かって進んでいる現在の歩みから後退も、後戻りもしないという金委員長の強い覚悟が込められていると説明した。 今月末にベトナムで開催される2回目の朝米(米朝)首脳会談を控え、同紙は13日に在日同胞の名で「金正恩将軍、平和の新たな歴史を書く」と題した文を掲載した。 在日同胞の名を借りて金委員長が米国などの強大国との談判で朝鮮半島情勢を主導的に変化させていると宣伝しているかのようにみえるが、実際は非核化で朝鮮半島の平和を実現させるという金委員長の固い意思