韓国・自由韓国党の金学容(キムハギョン)議員は5日、韓国国防省からの説明を踏まえ、「北朝鮮が6月12日の米朝首脳会談後も兵器用核物質の生産や弾道ミサイル開発などの活動を続けている」と指摘する声明を発表した。北朝鮮の軍事活動も縮小の動きを見せていないという。 金議員によると、韓国国防省は米韓軍情報当局の判断として、北朝鮮・寧辺(ヨンビョン)の核関連施設が通常どおり活動していると同議員に説明。日本海側の咸鏡南道新浦(ハムギョンナムドシンポ)では潜水艦発射型弾道ミサイル(SLBM)を搭載できる新型潜水艦の建造が続き、平安北道東倉里(ピョンアンブクトトンチャンリ)の弾道ミサイル用エンジンの燃焼実験場も通常の活動を続けているという。北朝鮮は米国に対し、エンジン実験場の廃棄を約束している。 北朝鮮が2016年6月、16年ぶりに再開した海外向けラジオを使った乱数表の放送も続いているという。乱数表は国外に
米NBCニュースは6月29日、米情報機関が行った分析によると、北朝鮮が核兵器の原料となる高濃縮ウランの生産を強化していると報じた。朝鮮半島の非核化をめぐって、北朝鮮が米国から譲歩を引き出すために動いている可能性があるという。 NBCニュースはCIA(中央情報局)など複数の米政府高官の話として伝えた。それによると、最新の分析では北朝鮮は核実験場を爆破したが、これとは別に秘密の核サイトが少なくとも二つ以上あると結論づけた。 また、最新の分析の内容を知っているという米政府関係者は、北朝鮮はミサイルや核実験を中止したが、「核兵器の備蓄量を減らし、生産を停止したという証拠はない」と語ったという。別の政府関係者も「北朝鮮が米国をだまそうとしているという確かな証拠がある」と述べたという。 トランプ大統領は6月12日にシンガポールで行った米朝首脳会談後、「北朝鮮の脅威は無くなり、平和になった」と語った。N
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