【ソウル=桜井紀雄】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は12日、訪韓中の国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長と大統領府で面談し、2030年のサッカー・ワールドカップ(W杯)について、「北朝鮮や北東アジアの隣国と共催できれば、平和醸成の助けになる」と述べ、北朝鮮を含め、日本や中国との共同開催を提案した。聯合ニュースが伝えた。 インファンティノ氏は「文大統領のビジョンを尊重する」とし、今後の訪中で「習近平国家主席の反応も見てみたい」と応じたという。文氏は、五輪などスポーツ交流を通じた南北関係の改善策を掲げている。 北朝鮮や日中との4カ国共催案は韓国サッカー協会の鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長が提起した。ただ、大統領府側は、文氏の発言は日中などとの共催を公式に宣言したわけではないとしており、他の3カ国が応じる保証もない。
ロシア・サンクトペテルブルクにあるガスプロム・アリーナの建設現場で働く作業員(2016年10月3日撮影)。(c)AFP/Francois Xavier MARIT 【11月10日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)が新たに設置した人権諮問委員会は9日、2018年W杯(2018 World Cup)を開催するロシアの建設現場において、北朝鮮労働者が劣悪な環境で働かされているとの報道を強調した上で、労働状況に関する透明性の欠如を批判した。同委員会が発行した1回目の報告書では、建設作業が最終段階に入っている中で「労働者の権利が著しく損なわれている」と指摘されている。 FIFAは今年5月、サンクトペテルブルク(St. Petersburg)のスタジアム建設現場で北朝鮮労働者が働いている証拠があると認めていた。独裁政権の北朝鮮は海外に労働者を派遣して奴隷的な労働を強制していることで知られており、問
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