韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は3日、北朝鮮危機に対応する日米韓3カ国の協力について「北の核とミサイル挑発に対応する上で重要であり、更に緊密になるべきだ」と述べる一方、「3国軍事同盟の水準に発展することは望ましくない」と語った。大統領府が、シンガポールメディアのインタビューでの発言として発表した。 文氏は「日本が北の核を理由に軍事大国化の道を進めば、ASEAN(東南アジア諸国連合)国家との関係でも望ましくない」とも語った。一方で、「韓国の安保にとって、韓米同盟が何よりも重要だ」とも強調。トランプ米大統領の訪韓について「韓国民を安心させ、半島の緊張を緩和する効果がある」と述べ、米韓首脳会談で軍事的選択よりも対話に向けた協議を進めたい考えを示唆した。 また文氏は中国との関係について「経済だけでなく、北の核問題を平和的に解決する戦略的協力でも非常に重要になった」と述べた。中韓両国は10月31
Economics, Politics and Public Policy in East Asia and the Pacific Author: Jia Qingguo, Peking University Recent missile and nuclear tests have returned the North Korean nuclear issue to the centre of international attention. According to analysts, these tests demonstrate that Pyongyang not only possesses nuclear weapons, but also missiles that can reach the west coast of the United States. It sho
核・ミサイル開発を止めない北朝鮮と米国との対立激化を危ぶむ中国の識者が、「北朝鮮で最悪の事態に備える時」と題する論考をネット上で発表した。軍事衝突による金正恩(キムジョンウン)政権の崩壊後に朝鮮半島の安定をどう保つかについて、中米韓で協議を始めるよう主張。北朝鮮との「対話」を重んじてきた、中国からの異例の提言だ。 北京大学国際関係学院の賈慶国(チアチンクオ)院長による11日付の英文での寄稿が「East Asia Forum」のサイトに掲載された。 賈氏は、対話再開への中国の努力を北朝鮮がほぼ無視し、米領グアムへのミサイル発射まで公言しているとして「朝鮮半島で戦争の兆しは増すばかりだ」と強調。中国はこれまで米韓が戦時計画について協議を求めても北朝鮮を刺激しないよう応じてこなかったと分析しつつ、「最近の状況をふまえれば米韓と協議を始めざるを得ない」と述べた。 その上で、金正恩政権の崩壊を念頭に
韓国・慶尚北道の星州で、高高度防衛ミサイル(サード)が配備されたゴルフ場(2017年9月4日撮影)。(c)AFP/YONHAP 【9月4日 AFP】(更新)韓国国防省は4日、北朝鮮が3日に行った核実験への対抗措置として、米韓両国が最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の追加配備を実施することを明らかにした。 韓国国防省は声明で、「増大する北朝鮮の核およびミサイルの脅威に対抗するため、韓米両国の協議により、早急に残りの発射台4基を一時的に配備することになった」と述べた。 THAADはすでに2基が既に稼働しているが、国民の間で環境面での影響を懸念する声が上がり、追加配備は一時中断されていた。 THAADの発射台は首都ソウル(Seoul)の南方300キロに位置する慶尚北(North Gyeongsang)道星州(Seongju)郡にあるゴルフ場に配備されている。 一方でT
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