朝鮮大学校(東京都小平市)元幹部の男が北朝鮮の対外情報機関「225局」の指示を受け、韓国での政治工作に関与していたことが2日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁公安部は同日、詐欺容疑で男を逮捕。日本の活動拠点責任者として対南工作の指示役を担っていたとみて、活動の全容解明を進める。 男は同校経営学部元副学部長、朴在勲容疑者(49)=東京都練馬区。公安部によると、「はっきり覚えていません」と供述しているという。捜査関係者によると、朴容疑者は平成12年前後に225局にリクルートされ、同局の指示のもと、韓国での活動を主導していたという。 韓国政界の情報収集のほか、工作員の獲得やデモ運動、反政府運動の取り組みを指示。工作員には数百万円を支援し、暗号化したメールなどを通して指示や報告のやりとりをしていた。 公安部は朴容疑者が在日朝鮮人の立場を利用し、活動が容易な日本を中継地に工作を進めていたとみてい
4月末の南北首脳会談に続き、5月内に米朝首脳会談が行われることが暫定的に決まった。朝鮮半島の急激な情勢変化をどう捉えるか。読み解くヒントは韓国の朝鮮半島ビジョンにある。 「5月に米朝首脳会談」ホワイトハウスでの会見北朝鮮の金正恩氏から託された「米朝首脳会談」のメッセージをたずさえ訪米中の韓国・鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安全保障室長は8日(現地時間)、ワシントンでトランプ大統領と接見した。 鄭室長はこの席で、「金正恩委員長が非核化に対する意志を持っており、北朝鮮は今後、あらゆる核またはミサイル実験を自制すると約束した」というひと言を添えメッセージを伝達した。 青瓦台(韓国大統領府)が9日明かしたところによると、接見の場でトランプ大統領はこの提案を承諾、「恒久的な非核化の達成のために、金正恩委員長と今年の5月内に会うだろう」と返答した。 記者会見終了後、トランプ大統領は自身のツイッターに「
今年8月、就任100日を迎え記者会見を行う韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領(写真:代表撮影/ロイター/アフロ) 今年5月の発足から半年以上が経つ韓国の文在寅政権。ついに韓半島(朝鮮半島)政策がまとまり公開された。しかし、その中身はビジョンとしてはメッセージ性に富むものの、具体性にはやや欠けるようだ。詳細を見ていく。 「完成形ではないため、中立的な表現を採用」「文在寅の朝鮮半島政策」は今月22日、統一部が発刊した。全31ページで構成され、PDFファイルを誰でも統一部のサイトからダウンロードできる(韓国語のみ)。 まず、注目したいのはその名称だ。韓国の歴代政権では過去、北朝鮮政策に名前を付けてきた。有名なもので金大中(キム・デジュン)大統領(98年〜03年)の「太陽政策」、李明博(イ・ミョンバク)大統領(08年〜13年)の「非核・開放3000」などがある。 前者は北朝鮮の変化のために交流を
安倍首相、専守防衛「厳しい戦略」=長距離ミサイルの必要性強調-衆院予算委 衆院予算委員会に臨む安倍晋三首相=14日午前、国会内 衆院予算委員会は14日午前、安倍晋三首相と関係閣僚出席の下、外交・安全保障問題などに関する集中審議を行った。首相は日本の安全保障政策の基本である専守防衛について、堅持する考えを示しつつ「純粋に防衛戦略として考えれば大変厳しい。相手からの第一撃を事実上甘受し、国土が戦場になりかねないものだ」と述べた。自民党の江渡聡徳氏への答弁。 安倍首相、また朝日非難=自民議員FBに書き込みも 首相は敵基地攻撃に転用可能との指摘もある長距離巡航ミサイルについて「専守防衛の下で自衛隊員の安全を確保しつつ相手の脅威の圏外から対応できるミサイルは必要不可欠だ」と強調した。 立憲民主党の枝野幸男代表は、首相が憲法9条に自衛隊の根拠規定を追加しても任務や権限は変わらないと説明していることに対
(CNN) 北朝鮮に拘束され、意識不明のまま米国に帰国して間もなく死亡した大学生オットー・ ワームビアさんの父親のフレッド・ワームビアさんが、今月9日に韓国・平昌で始まる冬季五輪の開幕式に出席する見通しであることが分かった。米紙ワシントン・ポストが4日報じた。 五輪開幕式には、ペンス米副大統領に招かれる形で出席するという。フレッドさんは先月30日に行われたトランプ米大統領の一般教書演説にも夫人とともに出席していた。 息子のオットーさんは2016年に北朝鮮で拘束された。1年5カ月後、植物状態で解放され帰国したが、入院先の病院で死亡した。22歳だった。 昨年9月のCNNとのインタビューでフレッドさんは帰国した際のオットーさんについて「すでに死の床にあった」「オットーは金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長とその政権によって組織的に拷問され、故意に負傷させられた。これは事故ではなかった」と語っ
北朝鮮の祖国平和統一委員会は23日、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長のポスターを燃やすなどした韓国市民の集会を非難する報道官談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。平昌(ピョンチャン)冬季五輪を巡る今後の措置について「慎重に考慮せざるを得ない」と警告し、五輪参加の撤回もちらつかせた。韓国政府は対応に苦慮している。 集会は22日、ソウル駅前で開かれた。平昌五輪への北朝鮮参加を巡る韓国政府の対応を批判し、正恩氏のポスターを焼いた。 北朝鮮の祖国平和統一委は談話で、集会に対して「特大型の犯罪行為」と非難。「問題視せざるを得ないのは、放任した南朝鮮当局の振る舞いだ」とし、韓国政府の謝罪と再発防止を求めた。「五輪参加の北南合意が破綻(はたん)するなら、全責任は保守一味と南朝鮮当局が負う」と警告した。 韓国警察当局は、集会が無届けだったとして、違法行為として捜査している。だが、この捜査も北朝鮮へ
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