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マット安川 フランス・パリ取材から戻ったばかりの小山和伸さんをお迎えして、衝撃的なテロ事件後の現地の様子や日本との報道の違いなど、詳しくお聞きしました。 小山 和伸(おやま・かずのぶ)氏 神奈川大学経済学部教授。経済学博士(東京大学)。横浜国立大学経営学部卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。専門分野は、経営管理論、組織論、戦略論、技術経営論。著書に『救国の戦略』(展転社)、『戦略がなくなる日』(主婦の友新書)など。(撮影:前田せいめい、以下同) 小山 例のテロ事件が起きた3日後、1月14日にパリに行きました。自動小銃で武装して市内をパトロールする軍人たちとすれ違ったりしました。パリであんな光景を見るのは初めてです。 現地の方たちと話しましたが、フランス人はイスラム系の人と共存していると盛んに言うんですね。アメリカなどはまだけっこう人種差別が目につきますが、たしかにフランスでは白人
誤解を招かぬために前言しておくが、私はたまたまワシントンに滞在中、間近に目にした9・11の連続テロに始まる「イスラム国」を含めての中東やアフリカにおけるイスラム系の残酷で非人道的なテロに共感する者では全くない。 しかし、今回のパリにおける新聞社襲撃などが続く無残なテロ勃発の度、極時的に起こる非難の中に根底的に欠落しているものが在るような気がしてならない。 それはこれらの事件が人間が文化を保有し、さらに加えて、いくつかの宗教を派生させてきた長い歴史の流れの中のいかなる時点で勃発したかという視点である。 ≪現在も続く文明の相克と悲劇≫ ナイジェリアで多数の女子を誘拐し、奴隷化するなどと宣言したテロ団の指導者がカメラに向かってわめいていた「われわれはキリスト文明の全てを破壊するのだ」という宣言には、実はきわめて重い歴史的な意味合いが在る。 かつてニーチェは「西欧における神は死んだ」と言ったが、そ
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