シリア大統領の処遇、国民次第=前政権方針と相違か-米国務長官 【エルサレム、ニューヨーク時事】ティラーソン米国務長官は30日、訪問先のアンカラで、シリア内戦をめぐり「アサド大統領の長期的な地位はシリア国民が決めることだと思う」と述べ、同大統領の排除を目指していたオバマ前政権の方針と一線を画す立場を表明した。 オバマ前政権はかねてアサド大統領の退陣を求めていたが、内戦への対策が後手に回り、アサド政権の延命につながった。トランプ大統領は、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討を優先させる一方、アサド大統領の処遇については明言してこなかった。 ヘイリー米国連大使も30日、AFP通信などに「優先事項はもはやアサド退陣に焦点を当てることではない」と述べ、和平プロセスでアサド大統領の退陣に固執しない考えを表明。一方、外交筋は「シリア国民の将来のために政治解決を支持するという米国の従来の方針を撤回し
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