アスタナ(カザフスタン)会議について 2017年01月14日 10:39 シリアトルコ ロシアとトルコの共同議長による、アスタナでのシリア和平会議については、未だまだ不透明なところが多く、どこで何がどう動いているのか良くわかりませんが、トルコ大統領府の報道官は13日、会議の日時はこの23日であることが確定したと発表しました。 それはともかくアラビア語メディアは、裏情報も含めて、いずれもこの問題を大きく取り上げているので、断片的ながら、取りあえず次の通り。中には時期尚早の情報や怪しげな情報もあるかもしれませんが、報道のまま・・・ ・現在の最大の問題は参加者の問題で、その問題は反政府側の参加問題の他、米国と国連の参加問題がある(その他若干前にサウディの参加にイランが反対しているという報道もあったように思う)が、米国の参加問題については、13日トルコ外相がロシアも米国の参加に同意したと語った由。
シリア情勢(ロシア・トルコの監視体制等) 2016年12月31日 21:32 シリアトルコ シリア情勢については朝方お伝えしましたが、hurryiet net は、トルコ政府高官の話として、ロシアとトルコが、ロシアはシリアのHmeimim空軍基地に、トルコはEskişehir空軍基地に、合同停戦監視本部を設置し、共同して停戦尾監視にあたることになったと語ったと報じています。 更に双方の地上部隊も停戦監視にあたり、情報を密に交換する由 更に両国のイニシアティブの第2段階の和平交渉については、カザフスタンのアスタナで、両国及びイランにシリア政府と反政府派を含めた協議を行うことで合意しているが、現在のところその日時としては来年1月23日を予定し、その前に1月8〜9日頃に、双方の関係者が集まって、状況分析を行うことになった由。 また協議は当初は首脳レベルではなく、場合によっては余りハイレベルでない
シリアに関する安保理決議案 2016年12月31日 10:21 シリアロシア ロシア(プーチン)のやることは米国と違って、とにかく早い。 アラビア語メディアによると、ロシアはトルコ―ロシアの停戦合意に関して、30日安保理に決議案を配布し、31日の採決を求めたとのことで、同決議案は既に西側等の修正案もいれて修正済みとのことで、おそらくこの31日に採択され(ロシアは全会一致の支持を要請しているが、おそらくはそれに近くなると思われる)、2016年は、少なくともシリアに関しては,米国の無力さとロシアの積極性と圧倒的な優位が確立した年であったことを、最後の最後に確認することになりそうです。 al jaeera net によれば、決議案は ・テロ組織との戦闘が続く地域を除いてシリア全土の停戦を確認し ・アスタナ(カザフスタン)での和平交渉開始を示唆し、反政府軍は1月16日までに独立の交渉団を形成し、政
シリア全土の停戦問題(トルコとロシアの動き) 2016年12月29日 09:19 シリアロシア ・ロシアとトルコのシリア全土停戦イニシアティブについては昨日お伝えしましたが、hurryiet net は、トルコ外相が、本件に関する合意は近いと言ったと報じています。 ・他方al jazeera net はトルコからの情報として、トルコ外相によれば、問題は停戦と政治的解決の両面があるが、ロシアとトルコは停戦についての合意をまとめたと語った由。 それによると、停戦はシリア全土に及ぶが、例外が2つあり、一つはロシアがダマス近郊のゴータを例外地域とすることに固執していること、もう一つは過激派を排除することで、ISの他ファタハ・シャム戦線が対象となる由。 トルコでは、反政府軍各組織とロシアとの接触が始まったが、反政府軍は、ゴータ地域を例外とすることは絶対反対で、これは裏切りであるとしている由 他方ファ
アレッポの停戦 2016年12月14日 16:49 シリアトルコ 朝方アレッポの停戦等について、アラビア語メディアから、取り敢えずのところを報告しましたが、その後も民間人、反政府戦闘員の引き上げは未だ実施されていない模様です。 その背景については、シーア派民兵が戦闘員の引き上げを阻害しているとか、シリア政府が別の地域で反政府軍に包囲されている政府軍の負傷者の引き上げを先にすべきだとしているとかの報道がありますが、実態は不明です。 シリア政府及び国連等が用意したバスが待機している模様です。 民間人等の引き上げについて、ロシアとトルコがその安全を保障するとのニュースが、唐突だった(そもそもこれまでアレッポの停戦、引き上げ等については、ロシアと米国が各種レベルで協議してきた)ので、どこでどうなったのか、不思議に思っていましたが、hurryiet net は反政府軍筋の話として; ・トルコとロシア
シリア情勢(アレッポ等) 2016年09月27日 16:30 シリアロシア シリア情勢につき、断片的ながら、とりまとめたところ、次の通り ・ロシア政府報道官は26日、安保理において、米英代表がシリアにおけるロシアの行動は野蛮で、国際人道法違反だと発言したことは受け入れがたく、相互の関係を害するものであるとの声明を発した。 (確か仏はさらに激しくロシアを非難していたように思われるが、ここでは英米に限っている…もし報道が正しければ・・・ことが興味深い) ・ロシア機と政府軍機の東アレッポに対する空爆で、1週間の死者は400名を超えた。 シリア医師団は、このような悲劇を前にして、東アレッポには30名の医師だけが残っていて、彼らだけで数百名に上る負傷者の医療を続けることは困難であるとして、即時の停戦を求めた。 ・他方、複数の米責任者(匿名条件)は、サウディ等の湾岸諸国が、反政府軍がロシア機や政府軍機
シリア情勢(アレッポ情勢と安保理) 2016年09月26日 10:25 シリアロシア 安保理は25日(現地時間)開催されましたが、予測した通り、どうやら米英仏対ロシアの激しい相互非難の場となっただけで終わった模様です。 昨日の記事では、公式会合さえ開かれない可能性があると書きましたが、公式協議ではなく非公式協議を続けるのは、ある意味では、関係国間に何らかの妥協の余地がある場合で、今回のように双方が正面から激しく対立している状況では、とにかく公式会合を開いて、相互が非難合戦の場として使うことになりますが、今回は正しくそうなった訳で、双方の言葉遣いだけを聞いていると、何やら冷戦時代に逆戻りした感じさえあります。 英代表は、米ロの合意に基づく停戦から政治協議というシナリオは、限りなく終わりに近づいたとして、安保理がその責任を果たすべき時だと力説したようですが、何しろ常任理事国の関係が、こういう状
内戦が続くシリアと隣国トルコとの国境付近で、ロシアの爆撃機がトルコ軍に撃墜された事件で、ロシア側は爆撃機の乗員など合わせて2人が死亡したことを明らかにし、トルコとの軍事的な接触を中断するなど事実上の対抗措置を打ち出しました。 プーチン大統領は、ロシア機は領空侵犯はしていないと強調したうえで、「テロリストの手先がロシアの爆撃機を背後から襲った。2国間関係に深刻な影響を与えるだろう」と述べ、トルコを強く非難しました。ロシアのラブロフ外相は25日に予定されていたトルコ訪問を急きょ取りやめ、ロシア国民に対しトルコへの旅行を控えるよう呼びかけたほか、ロシア軍もトルコとの軍事的な接触を中断するなど、事実上の対抗措置を打ち出しました。 一方、トルコのエルドアン大統領は「トルコが自国の国境を守ることを各国が尊重しなければならない」と述べ、ロシアの爆撃機がたび重なる警告を無視して領空侵犯を続けたため撃墜した
19:20 Putin says troops build-up near Ukraine borders was part of "exercises" 19:00 Volodymyr Zelensky tells Boris Johnson Nord Stream 2 commissioning by Russia "unacceptable" 18:20 Zelensky asks U.S. for clarity on NATO MAP – media 16:20 U.S. financial institutions prohibited to buy Russian bonds 15:40 Education minister: Best lecturers at President's University in Ukraine to be paid at least US$
暮らし Business & Financial News, Breaking US & International News | Reuters.com
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