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【ニューヨーク時事】国連総会第3委員会(人権)の会合で29日、北朝鮮の代表が、日本は過去に虐殺や強制連行、慰安婦の強要など「人道に対する罪」を行い、それらの問題が解決されていないと主張し、日本側が反論する一幕があった。 日本の国連代表部が発表した。 北朝鮮はチェ・ミョンナム外務省副局長が発言した。これに対し日本の久島直人公使が答弁権を行使し、日本はこれまで痛切な反省と心からのおわびの気持ちを表明してきたなどと反論した。 副局長はさらに、日本が朝鮮半島で100万人余りを虐殺し、20万人に慰安婦となることを強要したなどと切り返し、直ちに解決に必要な措置を取るべきだと訴えた。久島公使はそうした数字に根拠はないと再び反論。北朝鮮側も再度、発言した。
日本軍性奴隷制(慰安婦問題)に関するラディカ・クマラスワミ「女性に対する暴力特別報告書」(1996年4月の国連人権委員会において全会一致で採択)について議論が続いている。 このところヘイト・スピーチ問題で多忙なため、この件についてあまり発言できなかったが、NGOの一員として国連人権委員会でのロビー活動に加わり、クマラスワミ報告書が会場を揺るがす盛大な拍手で採択された現場に立ち会い、その後、報告書を翻訳出版した責任者として、いくつかの事実を紹介しておきたい。 *ラディカ・クマラスワミ『女性に対する暴力』(明石書店、2000年)(ただし、日本軍性奴隷制に関する部分は、日本の戦争責任資料センター訳と日弁連訳が出ていたので、了解を得て、それを基に若干補正したものを収録した) 昨日、岸田外相が衆議院で、クマラスワミ報告書に対する日本政府反論書の公開を検討すると述べたと言う。朝日新聞11月16日付4面
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