東京都内で開催された国際会議「アジアの未来」で演説するマレーシアのマハティール・モハマド首相(2018年6月11日撮影)。(c)AFP PHOTO / Kazuhiro NOGI 〔AFPBB News〕 マレーシアのマハティール首相(以下、マハティール氏)は8月に80歳で死去したコフィ・アナン元国連事務総長の死を受け早々に、こう弔辞を表明した。 日本のメディアは「アナン氏は平和を愛し、紛争解決に尽力。中でも事務総長として最も高く評価されたのが、米国のイラク攻撃に対し、非難声明を発表したこと」と、その“偉業”を称えた。 イラク戦争は、2003年3月に開戦。米国が国連安保理の同意を経ずに、戦争に単独で踏み切った。アナン氏が事務総長に就任してから6年目のことだ。 国連への最大分担金を支出する最大支援国の大国・米国に対し、「法を破った行為であるとともに、憲章への違反行為」と非難した国連事務総長は
南太平洋の島国ナウルが、国際会議での中国のふるまいが「横柄だった」と批判し、中国が反発していることについて、ナウルのワンガ大統領は、中国に正式な謝罪を求めるとともに、国連でも取り上げる考えを明らかにしました。 中国外務省は「根拠のない言いがかりだ」と強く反発しています。 これについてワンガ大統領は5日の記者会見で「正式な謝罪を要求する。中国代表団は、自分たちの国家主席が相手ならあのような態度はとらなかっただろう」と述べ、中国に対して正式に謝罪を求める考えを明らかにしました。 また、ワンガ大統領は「国連でも問題にする。大国だからといって、われわれを見下すべきではない。中国は自分たちのために島しょ国が必要なだけだ」と述べ、改めて中国を批判しました。 ナウルは台湾と外交関係を結んでいて中国と国交はなく、中国はこうした太平洋の国々に国交樹立を働きかけている最中です。 一部の国では巨額の援助を通して
フィリピン・マニラの議会で演説するロドリゴ・ドゥテルテ大統領(2017年7月24日撮影)。(c)AFP/NOEL CELIS 【10月13日 AFP】フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領は12日、欧州諸国がフィリピンを国連(UN)から追放しようとしていると非難し、そうした国々の大使らを24時間以内に国外追放すると脅迫した。 ドゥテルテ大統領は報道陣に対し「お前らがわが国に言っている『国連から追放される』という言葉をそのまま返す。やってみろ」と述べ、欧州諸国を非難。 またフィリピンの貧しさに付け込んでいるとし、「お前らはわが国にお金を与えた後、わが国で行われるべきこと、起きてはいけないことについて口を出し始めた。ふざけるな。わが国が植民地だったのは過去のことだ。なめるなよ」と批判した。 「お前らはわが国をうすのろの集まりだと思っているのだろうが、うすのろは
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