政治と経済 London firm 'helped North Korea evade UN sanctions' on coal sales
シリア北西部イドリブ県で今月4日に化学兵器が使われた疑惑について、英国のライクロフト国連大使は12日、国連安全保障理事会の会合で、現場から入手したサンプルを分析した結果、「神経ガスのサリンか、サリンに似た物質の陽性反応が出た」と述べた。 英国は「シリアの政権が4月4日のサリン攻撃に関与した疑いが大きい」との評価を米国と共有した。英軍研究機関ポートンダウンの化学兵器専門家が分析したという。ライクロフト氏は、シリアのアサド政権を支えるロシアについて「アサド政権への恥知らずな支持」と痛烈に批判した。(金成隆一)
トランプ米政権が6日にシリア中部のアサド政権軍の空軍基地をミサイル攻撃したことを受け、国連安全保障理事会は7日、緊急会合を開いた。シリアを支持するロシアは国際法に反する「侵略行為」と米側を非難。対する米国は「完全に正当化される」と反論した上で「さらなる行動の用意」を述べ、ロシアやシリアを牽制(けんせい)した。日本も米国の攻撃に理解を示した。 緊急会合の開会を求めた非常任理事国ボリビアの国連大使が最初に発言し、米国の攻撃を「単独行動」と批判し、「武力行使は、国連憲章51条の自衛権の行使か、安保理の承認がある場合のみ合法だ」と訴えた。 2003年のイラク戦争開戦前、当時のパウエル米国務長官が、イラクに大量破壊兵器(WMD)があると発言する写真を掲げて「この写真を覚えておかなければならない。歴史から学んだことを思い出すことが重要」と主張した。イラクからWMDは見つからなかった経緯から、今回の攻撃
シリア情勢 2017年01月22日 11:02 シリアロシア シリア情勢につき、アラビア語メディアから、取りまとめたところ、断片的ながら次の通り 昨日だったか、ロシアのシリアにおける海、空軍基地に関する合意について報告しておきましたが、どうやらロシアは軍事的にも、政治的にもシリアにますます深くコミットしつつあるようです。 ・ロシアは、21日ロシア本土からシリアのデリゾルに長距離爆撃機6機を派遣してISの拠点を空爆し、全機無事ロシアに帰還した由。 爆撃に参加したのはTu22M3で、空爆の対象はISの宿舎、武器弾薬庫、車両等であるが、これらについてはシリアのhmimim 基地からのロシア戦闘機が、戦果を確認した由 (米国はISに対する空爆でB52とB2という長距離戦略爆撃機を使用したが、ロシアもTu22の使用です。 なお、al qods al arabi net は、記事の題はロシアが長距離爆
シリア情勢(アレッポ等) 2016年12月01日 15:56 シリア国際機関 ・アレッポでは政府軍の東アレッポ攻略が進んでいるようで、29日夜開催された安保理の緊急会合では国連人道問題支援官が、このまま東アレッポに対する砲爆撃が続けば、アレッポは巨大な墓場になるだろうと警告した由。 また彼は、26日以来25000名が西アレッポ等に避難したと説明し、避難民数はまずます増大しつつあるが、東アレッポにはまだ25000−名の住民が残っているt警告した。 小榑のシリア特別代表は、被害アレッポの40%は政府軍委より占拠されたと語った由 その他メンバー諸国発言したが、従来の繰り返しに過ぎず、シリア政府も反政府軍を非難した由。 英仏共同提案の決議案は未だ採決されていないが、おそらくロシアの拒否権で葬られることは確実で、安保理の議論はただの論争に終始する可能性が強い ・他方29日、エルドアンはトルコのユーフ
アレッポ空爆に関する国連の調査 2016年10月22日 10:46 シリア人権 アレッポに対するロシア軍機と政府軍機の猛烈な空爆は、人道法違反の犯罪であるとの非難の声が高くなっていますが、国連人権理事会は21日、この問題について独立の調査委員会を設置することを決めました。 また、国連人権高等弁務官も、空爆は歴史的な人道法違反の国際犯罪を形成するとの意見を表明しました。 ・zaid ben ra'ad al hussein国連人権高等弁務官UNHCHRは21日、国連人権理事会に対して、東アレッポに対する封鎖と猛烈な空爆は、人道法違反の歴史的国際犯罪であると改めて指摘し、大国が対立を克服して、その責任者を国際刑事裁判所ICCに付託すべきであるとのメッセージを送りました。 ・国連人権理事会(構成国47か国)は、同日英国との提案になるアレッポでの戦争犯罪に関する独立調査委員会を設立する決議を、賛成
イエメン情勢(安保理決議案) 2016年10月15日 15:21 イエメン英国 イエメンでは国連特別代表が対話再開を試みていますが、al jazeera net は、英国の国連常駐代表によれば、英国はイエメンに関する決議案を作成し、14日にでもメンバーに配布し、数日内に投票に付される予定の由。 決議案の内容は、イエメンにおける即時停戦と政治的解決の動きの即時再開を求めるものの由。 なお、英代表は、先日のサナアでの葬儀に対する空爆のあと、安保理がこれに関する非難声明を発出しようとしたら、和平交渉にも関係していない1国だけ(ロシア)が反対し、つぶれてしまったが、我々は一貫してイエメンの和平を求めるために決議案を提出すると語った由。 ロシアが議長声明案に反対して理由についてロシア代表は、「表現が弱すぎるから」と説明していた由。 http://www.aljazeera.net/news/arab
シリア情勢(アレッポ等) 2016年09月27日 16:30 シリアロシア シリア情勢につき、断片的ながら、とりまとめたところ、次の通り ・ロシア政府報道官は26日、安保理において、米英代表がシリアにおけるロシアの行動は野蛮で、国際人道法違反だと発言したことは受け入れがたく、相互の関係を害するものであるとの声明を発した。 (確か仏はさらに激しくロシアを非難していたように思われるが、ここでは英米に限っている…もし報道が正しければ・・・ことが興味深い) ・ロシア機と政府軍機の東アレッポに対する空爆で、1週間の死者は400名を超えた。 シリア医師団は、このような悲劇を前にして、東アレッポには30名の医師だけが残っていて、彼らだけで数百名に上る負傷者の医療を続けることは困難であるとして、即時の停戦を求めた。 ・他方、複数の米責任者(匿名条件)は、サウディ等の湾岸諸国が、反政府軍がロシア機や政府軍機
シリア情勢(アレッポ情勢と安保理) 2016年09月26日 10:25 シリアロシア 安保理は25日(現地時間)開催されましたが、予測した通り、どうやら米英仏対ロシアの激しい相互非難の場となっただけで終わった模様です。 昨日の記事では、公式会合さえ開かれない可能性があると書きましたが、公式協議ではなく非公式協議を続けるのは、ある意味では、関係国間に何らかの妥協の余地がある場合で、今回のように双方が正面から激しく対立している状況では、とにかく公式会合を開いて、相互が非難合戦の場として使うことになりますが、今回は正しくそうなった訳で、双方の言葉遣いだけを聞いていると、何やら冷戦時代に逆戻りした感じさえあります。 英代表は、米ロの合意に基づく停戦から政治協議というシナリオは、限りなく終わりに近づいたとして、安保理がその責任を果たすべき時だと力説したようですが、何しろ常任理事国の関係が、こういう状
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