北朝鮮・平壌の万寿台創作社にある自身のアトリエで写真撮影に応じる芸術家(2016年11月29日撮影)。(c)AFP/Ed JONES 【1月31日 AFP】北朝鮮の著名な彫刻家であるロ・イクファ(Ro Ik-Hwa)氏(77)は、かつて世界で最も核を拡散させた人物として米国から非難されたパキスタン人科学者のアブドル・カディル・カーン(Abdul Qadeer Khan)氏の胸像を指さしながら、「あれは個人的に依頼されて制作したものだ」と語った。 胸像が置かれているのは、北朝鮮の首都・平壌(Pyongyang)にある広大な美術工房、万寿台創作社(Mansudae Art Studio)内のロ氏のアトリエ。 万寿台は、核開発を続ける北朝鮮の外貨獲得を制限する目的で、新たに国連(UN)制裁の対象となった。昨年12月初めに全会一致で採択された国連安全保障理事会(UN Security Counci