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(1)経過 本日(10月8日[原稿執筆時点])、米国内で初めてエボラ出血熱と診断されたトーマス・エリック・ダンカンさん (42才) がテキサス州ダラスのプレスビテリアン病院で亡くなった。 プレスビテリアン病院はダラスでも有数の規模を誇る総合病院であり、また、他のウイルス感染症で臨床試験中の新薬 (brincidofovir:ブリンシドフォヴィル)の投薬や人工呼吸管理・人工透析など集中管理が行われたが、多臓器不全から回復することができなかった。以下、現地の保健当局の発表 や報道を元に経過を整理した。 9月19日、トーマスさんはリベリアを出国する直前に、19歳の妊婦が病院行きのタクシーに乗るのを介助した。この妊婦は同日夕刻に死亡。後にエボラ出血熱による死亡と診断された。介助の際にトーマスさんは、妊婦の血液或いは何らかの体液に触れ、エボラウイルスに感染したと考えられる。 トーマスさんはリベリアを
西アフリカのリベリアに滞在したあと、27日、羽田空港に到着した男性が発熱の症状を訴え、厚生労働省は男性を新宿区の国立国際医療研究センターに搬送するとともに、採取した血液などを東京の国立感染症研究所に送りエボラウイルスを含めて何らかの病気に感染していないか詳しい検査を行うことにしています。 厚生労働省によりますと、男性はこれまでのところ、患者などとの接触は確認されていないということです。 厚生労働省などによりますと、27日午後4時ごろ羽田空港に到着した男性が、発熱の症状を訴えたということです。 警視庁などによりますと、男性は40代のジャーナリストとみられ、西アフリカのリベリアにことし8月から2か月間滞在したことがあり、ベルギーやイギリスを経由して、羽田空港に到着したということです。 男性は到着時に37度8分の熱があり、念のために新宿区の国立国際医療研究センターに運んでいるということです。 厚
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