スイス・チューリヒの国際サッカー連盟本部で緊急記者会見を開き、辞意を表明するジョセフ・ゼップ・ブラッター会長(2015年6月2日撮影)。(c)AFP/VALERIANO DI DOMENICO 【6月27日 AFP】スイス紙ブリック(Blick)は26日、汚職問題に揺れる国際サッカー連盟(FIFA)のジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)会長が、「辞任したわけではない」と主張していることを報じた。 同紙は、ブラッター氏がスイス・チューリヒ(Zurich)のFIFA博物館建設予定地を訪問した際、「私は辞任したわけではない。私自身のことも、事務所の処遇も、FIFA総会の判断にゆだねる」と語ったと報じている。 79歳のブラッター氏は2日、今年12月から来年3月に開かれる臨時総会で、会長職を辞すると発表していた。 しかしそれ以降も、アジアやアフリカの連盟から支持を得