ロシアが隣国の“独裁者”に振り回されている。近隣の独裁者というと、思い浮かぶのは北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長かもしれないが、そうではない。西の隣国ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領だ。 2016年2月、ベラルーシの首都ミンスクで行われた首脳会談の際の、ベラルーシ・ルカシェンコ大統領(左)とロシア・プーチン大統領(写真:Sputnik/Kremlin/ロイター/アフロ) 7時間超すマラソン会見でロシアを批判 ベラルーシはロシアとポーランドの間に位置する小国だ。ロシアと同じスラブ系主体の国家で、人口は1000万人弱。かつてはソ連を構成した共和国のひとつで、最も親ロシア的な国とされてきた。そのベラルーシとの関係に、ロシアが困惑しているのはなぜか。 事の発端は今月3日、ルカシェンコ大統領が国内で開いた記者会見だ。7時間を超す異例のマラソン会見で、ロシアへの不平、不満を並べ立
昨日、「ベラルーシの民間シンクタンクを批判するキャンペーン」というエントリーをお届けした。それを受け、攻撃を受けた側の社会経済政治独立研究所のオレグ・マナエフ氏より反論の声明が届いたので、掲載しておく。ご興味のある方は以下から展開してお読みください。 ブログランキングに参加しています 1日1回クリックをお願いします On July 31, 2016 Belarusian State Television broadcasted a program entitled, "Special Report on Public Opinion Polls Belarus: Truth or Forgery," which stated that (SPELL OUT IISPES) IISEPS did not actually conduct public opinion polls in Bel
ウクライナからの報道によると、首都キエフの中心部で20日朝、著名ジャーナリストのパーベル・シェレメト氏(44)が運転する乗用車が爆発、シェレメト氏は即死した。検察当局は車に仕掛けられた爆弾による計画的な殺人とみて捜査を始めた。 シェレメト氏はベラルーシ出身。同国の強権的なルカシェンコ政権に批判的な報道で1990年代から知られ、その後ロシアへ移住した。最近5年間は、報道の自由を求めてウクライナに移った。調査報道で知られるインターネット報道機関「ウクライナの真実」を拠点に活動した。 「ウクライナの真実」によると、爆発は午前8時前、シェレメト氏が自宅から車を運転し始めた直後に発生。車は大破して燃え上がった。現場は、2014年2月に親欧米派の市民と治安部隊が衝突し、親ロシア路線の前政権崩壊を招いた独立広場のすぐ近く。 ポロシェンコ大統領は「この犯… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続き
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