[モスクワ/キエフ/ドネツク/ワシントン 18日 ロイター] - バイデン米大統領は18日、ロシアのプーチン大統領がウクライナ侵攻を決断したと言明した。米情報機関の情報に言及し、「われわれには確信する十分な根拠がある」と述べた。 外交の余地はなお残されているものの、ロシアが「数日中にも」侵攻に踏み切るという認識を示した。さらに、ロシアがウクライナの首都キエフを攻撃の標的にするとも確信していると述べた。
イタリアの副首相兼内務相であるマッテオ・サルヴィーニは、ロシアを欧州連合(EU)に対する圧力の道具に使おうとしている。彼は、イタリアの財政赤字予算が支持されないのであればEUの対露制裁の継続を妨害すると脅している。 18日、オーストリアの主要紙 Der Standardのモスクワ特派員アンドレ・バレナ氏が特集記事を書いている。 バレナ氏の記事には、「サルヴィーニは、制裁問題を国内利益を満たすために利用することを、自らの権利だと思っている。彼は、自らを制裁解除の原則的支持者だと位置づけているが、実のところは、予算協議と制裁の次回延長に対するイタリアの拒否権を結びづけているのである」と書かれている。 同特派員は、EUがイタリア政府のプログラムと予算案を支持しないのであれば、サルヴィーニが「そうならないことを望む」と述べはしているものの、イタリアが対露制裁延長に関して自らの拒否権を発動させる可能
北朝鮮問題の沈静化に専念する国際対処は急を要する。とりわけ影響力のあるロシアには、大局的な外交を望みたい。 ロシア極東のウラジオストクで、プーチン大統領、安倍首相、文在寅(ムンジェイン)韓国大統領が、相次いで2国間会談をした。 浮き彫りになったのは、北朝鮮への強い圧力を求める日韓と消極的なロシアの立場の差だ。プーチン氏は安倍氏との会談後、「外交的、政治的手段でしか解決できない」と述べた。 米国は国連の安保理で、石油禁輸や金正恩(キムジョンウン)氏の在外資産凍結を含む新たな決議案を示した。だが、ロシアと中国が反対し、紛糾が予想される。 いまはアジア太平洋の安定がもたらす各国共通の利益を考えるときだ。衝突の回避と朝鮮半島の非核化に向け、時間を浪費することなく各国が行動しなくてはならない。 北朝鮮は、自国への制裁強化に動いた中国に反発し、ロシアに接近している。折々の都合で中ロとの関係を北朝鮮が使
ロシアのプーチン大統領は15日からの日本訪問を前に、モスクワのクレムリン(大統領府)で、読売新聞、日本テレビとのインタビューに応じた。全文は次の通り。 ――インタビューに答えていただき、感謝します。私たちも、秋田犬の「ゆめ」の元気な姿を見ることができ、とても嬉しいです。(ゆめがほえる)ただ、最初からこういう形で威嚇をされるようなことがあって、ちょっとびっくりしている。 プーチン こわがるのも無理はありません。とても厳しい犬ですから。人が大勢いて、たくさんのカメラがあって、照明がまぶしくて、カメラのシャッターがカシャカシャと音を立てている。彼女は私の警護を担当しているみたいだ。 ――いつも大統領をああいう形で守っているのか。 プーチン ええ。そうだ。 ――今回は大統領として4回目の日本訪問を間近に控えている。毎日忙しいと思う。 プーチン 私が覚えている限り、約11年前に大統領として日本を訪問
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