ヨーロッパ最大の歌謡祭で、ロシアがウクライナから併合したクリミアの少数民族の女性歌手がウクライナ代表として優勝したのに対し、ロシアの国営メディアは政治的な意図がうかがえるとして結果の見直しを求める論調で伝えるなど、波紋が広がっています。 ジャマラさんは、かつてソビエトによって強制移住させられた祖先の苦難をテーマにした歌を披露し、クリミアを併合したロシアへの抵抗のメッセージが込められているという見方も出ていたことから、ロシアでは、歌謡祭の結果に反発が広がっています。 このうち、ロシア国営テレビは17日、ヨーロッパ各国で歌謡祭の主催者に対してジャマラさんの優勝を見直すよう求める動きがあると否定的な論調で伝えたほか、ロシアの一部の議員からも見直しに同調する声が上がっています。 一方、ウクライナでは、ポロシェンコ大統領が16日、ジャマラさんに直接賞を授与したほか、ウクライナのメディアはクリミア・タ
5月21日に発表された、シリアでの2名の邦人人質殺害事件についての政府の検証委員会報告書の作成に、外部の有識者として参加した。報告書は全文をダウンロードできる。 一般公開の報告書に載せられなかったのは次のような情報だ。 ご遺族あるいは関係者のプライバシーに関わる情報。 外国の政府機関から秘密を前提に提供された情報。 これについては、各官庁はプライバシーや秘密の範囲を厳密に広く取ろうとするのに対し、外部委員は可能な限り広く公開しようとする。その結果、「判断した根拠は秘密情報だがその結果は公知の事実だから書いてもいい」という形で表に出した部分がかなりある。そうするとまた新聞は「根拠が書いていないから検証ではない」と言い出すので、役所の人からは恨まれているかもしれないが。 ただ、テロはこれで終わりではなく、今後も生じてくる。今後の事件に際して政府が行う施策の「手の内」は明かせないことは確かだ。そ
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