ＥＣＢがトロイカ離脱検討、国債買入れとの利益相反を懸念＝独紙２月３日、独ハンデルスブラット紙によると、欧州中銀は、ギリシャ国際支援の中心となっている「トロイカ」からの離脱を検討している。写真はドラギ総裁、１月撮影（２０１５年 ロイター/Kai Pfaffenbach） ［フランクフルト ３日 ロイター］ - ハンデルスブラット紙によると、欧州中央銀行（ＥＣＢ）は、ギリシャ国際支援の中心となっている「トロイカ」からの離脱を検討している。ＥＣＢ内で、先月発表した国債買い入れ策について、トロイカとの利益相反につながるとの懸念が広がっているという。 同紙は独政府筋の情報として「ＥＣＢはこれを機に離脱する」と報じた。 ギリシャのチプラス首相は「トロイカ」体制の廃止を主張。財政再建の進ちょくに関するトロイカの調査には、今後は協力しないとしている。 また同紙によると、国際通貨基金（ＩＭＦ）も遠からず、トロイカから離脱することを希望している。ＥＣＢとＩＭＦが離脱す
