【カイロ=飛田雅則】エジプトのシシ政権が強権姿勢を強めている。テロ対策など治安維持を名目とした野党関係者の逮捕やニュースサイトの閉鎖が相次ぐ。物価高を招いた経済政策への批判などが国民の不満に火をつけ、大規模デモを引き起こすのを警戒している。4月以降、シシ政権に批判的な発言や行動を繰り返す野党関係者や民主活動家ら約50人が逮捕された。ネットでシシ氏を侮辱しテロをあおったとして逮捕され、懲役10年
【ウィーン三木幸治】メディア統制を強めるなど権威主義的なハンガリーのオルバン政権が、今度は報道の自由などを訴えるNGOへの圧力を強化する方針を示している。多くのNGOを支援している米著名投資家、ジョージ・ソロス氏(86)=ハンガリー出身=はトランプ次期米大統領と激しく対立しており、地元記者は「オルバン氏は今、NGOを弾圧しても、米国から批判を受けないと計算している」と指摘する。 ハンガリー政府は10日、NGOの代表に対し、政治家と同様に個人資産の公開を義務づける方針を発表した。オルバン首相は国外から資金援助を受けたNGOが、欧米の意向を受けて政府批判をしているとみており、「(彼らの試みを)知る権利がある」と主張した。
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