【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の尹道漢(ユン・ドハン)国民疎通首席秘書官は5日、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了決定について事実ではない内容を放送したとして、在日本韓国大使館がNHKに抗議したと明らかにした。 NHKの「クローズアップ現代」は先月27日、GSOMIA問題を議論するため22日に開かれた韓国の国家安全保障会議(NSC)で、協定延長を主張した出席者が4人、破棄を主張したのが3人だったと伝えた。また、最後は文在寅(ムン・ジェイン)大統領が破棄を決断したと報じた。 尹氏によると、大使館の公使参事官や文化広報官が今月3日にNHKを訪れ、報道局の国際局長らと面会して抗議し、再発防止を求めた。「事実に基づかないNHKの報道が国内メディアに引用、報道され、両国間で不必要な誤解が生じた状況に対し懸念を表明した」という。 NHK側は「韓国政府の抗議を内部で共有し、今