(CNN) アラブ首長国連邦(UAE)は15日、カタール軍の戦闘機がUAEの旅客機2機の進路を妨害したと非難した。カタール側は妨害行為を否定している。 UAEの航空当局が国営通信社を通して述べたところによると、旅客機は必要な許可を得てバーレーンに向かっていた。同当局はカタールによる妨害を、民間航空の安全に対する悪質で重大な脅威であり、国際法違反だと非難した。 一方、カタール外務省の報道官はツイッターで「全くのうそだ」と反論した。 バーレーン外務省によると、旅客機のうち一方はエミレーツ航空機だった。航空機追跡サイトによると、同機は予定時刻より1時間遅く出発し、15日午前に約1時間遅れてバーレーンに到着した。もう1機の航空会社やバーレーン到着時刻などは明らかでない。 同省は声明で、カタールが最近、民間航空機への敵対的行為を強め、民間人に脅威を及ぼしていると批判した。 カタールは数日前、UAE軍
WASHINGTON (Reuters) - The U.S. State Department bluntly questioned on Tuesday the motives of Saudi Arabia and the United Arab Emirates for their boycott of Doha, saying it was "mystified" the Gulf states had not released their grievances over Qatar. In Washington's strongest language yet on the Gulf dispute, the State Department said the more time goes by, "the more doubt is raised about the acti
2017湾岸・アラビア半島地域サウジアラビアGCCアラブ首長国連邦カタルバハレーンオマーン 公開日:2017/06/16 6月5日にカタルと外交関係を断絶したサウジアラビアやUAE、バハレーン等は、陸路の封鎖や自国の空域の通過拒否、カタルに向かう船の寄港禁止など、事実上の経済封鎖と呼びうる措置をとってきた。これらの措置に関し、封鎖の一部を緩和する動きが相次いでいる。 カタルの空域は南部はサウジ、東部はUAE、西部と北部はバハレーンの飛行情報区(FIR)に囲まれており(図1参照)、いずれかのFIRを通過しない限り第三国に向かうことができない。5日の断交後、カタル航空はバハレーンのFIRを通過するかたちで航空便を飛ばしていたものの、これがバハレーンの許可を得たものであるのか不明な状態が継続していた。しかし、11日、バハレーンは自国の管制下にあるFIRのうち、バハレーン領空を通過することになるル
イラク北部の飛行禁止空域を哨戒する米軍のF15戦闘機。米空軍提供(撮影日不明、資料写真)。(c)AFP/U.S AIR FORCE 【6月15日 AFP】米国は14日、テロリズムを支援しているなどとして近隣諸国から一方的に断交を通告されたカタールに、米国製のF15戦闘機「ストライクイーグル(Strike Eagle)」を120億ドル(約1兆3200億円)で売却することで合意した。米国防総省が明らかにした。 国防総省によるとジェームズ・マティス(James Mattis)米国防長官と、カタールのハリド・アティーヤ(Khalid al-Attiyah)国防担当相が同日、売却の合意文書に署名した。 カタール断交を受け、湾岸諸国は一触即発の状況にある。ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は、カタールに政策転換を迫るサウジアラビア主導の今回の動きに対する支持を示唆したが、他の米高官
サウジアラビアなどがカタールと断交したことをめぐって、ロシアのラブロフ外相はカタールの外相と会談し、関係国による対話とテロとの戦いでの結束を呼びかけたうえで、緊張緩和に向けて協力する姿勢を示しました。 この中でラブロフ外相は「あらゆる立場の違いは対話によって解決すべきだ。この地域の主な脅威はテロであり、これを取り除くためには団結が重要だ」と述べ、関係国による対話とテロとの戦いでの結束を呼びかけました。そのうえでラブロフ外相は「ロシアは関係国の意見の一致に向けて全力を尽くす用意がある」と述べ、緊張緩和に向けて協力する姿勢を示しました。 これに対し、ムハンマド外相は、カタールやサウジアラビアなどペルシャ湾岸の6つの国で作るGCC=湾岸協力会議を通じ、「対話によって解決を目指す」と応じました。 シリアのアサド政権の後ろ盾のロシアとしては、反政府勢力を支援するカタールとサウジアラビアなどとの対立を
アレッポ情勢(国際的な動き) 2016年12月08日 20:09 シリアロシア 東アレッポでは政府軍がますますその制圧地域を広げている模様ですが(ロシア国防省によれば、東アレッポの70%を制圧した由)、東アレッポをめぐる国際的な動きも、現t情勢と競争するかのように、益々熱を帯びて?きています。 ・ロシアのinterfax は、ロシア外務次官補が、ロシアと米国はアレッポに関し、合意間近であると語った由。 彼は更に過去数日間で、米国とロシアの間で多くの書類がやり取りされたと語ったが、ロシア政府によれば、反政府軍の東アレッポからの撤収問題がまだ残っている由。 さらにケリー長官とロシア外相は8日ドイツのハンブルグで、再度会談する由。彼らの7日の会談では進展はなかった由(この点は報告済み) ・他方、米国務省報道官は、米、独、仏、カタールの外相が、アレッポでの流血を止めるために、今週パリで協議すると発
シリアに関する2の会合 2016年10月13日 10:30 シリアアメリカの外交政策 シリアについてはアレッポの停戦が崩壊し、ロシア機と政府軍機の猛烈な空爆がうづいている中で、米国はロシアとの交渉を中止し、軍事的な選択肢を検討中と伝えられていましたが、米国はやはりロシアとの対話を選択したようです。 そもそも、シリア政府が化学兵器を使ったときにさえ、それまでのオバマの強硬発言にもかかわらず、軍事介入しなかった米国に、この期に及んで、何らかの有効な軍事的選択肢があるとも思われませんでしたが、予測通り、取りあえずは対話という選択をしたものでしょう。 おそらく賢明な選択であったかと思いますが、他方やむを得ない選択との面も強いように思われ、これでシリア問題が政治的な解決に向かうと思われませんが、取りあえずアラビア語の報道から ・ケリーとラブロフは15ひ日(土)スイスのローザンヌで、シリア問題について
安保理審議の余波(サウディ、カタールのエジプト批判) 2016年10月09日 15:19 エジプトシリア 安保理での仏決議案、ロシア決議案に対する各国の投票振りは、朝方お伝えしたところですが、エジプトがロシア案を支持した4国の中に入ったことについて、早速国連のサウディ代表及びカタール代表が、厳しくこれを批判(というよりは非難に近いか?)したとのことです。 al jazeera net は、サウディ常駐代表が、エジプトの立場は悲しむべきことで、マレイシア及びマリの方が、アラブを代表するエジプトよりもアラブのコンセンサスに近いというのは実に悲しむべきことだと語ったと報じています。 カタールもエジプトの投票態度を遺憾だとして、両国を含む10か国(国名は不明)はさっそく安保理に対して、シリア問題に対する責任に関する抗議書簡を発出すると語った由 なお、同放送の特派員は、エジプト代表は事前にシリア代表
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