12月28日、中国の国家宗教事務局の王作安局長は27日、中国との関係改善に向け、ローマ法王庁(バチカン)はより柔軟で実際的な姿勢を示し、現実的な対策を取るべきだと語った。写真はバチカンで25日撮影(2016年 ロイター/Alessandro Bianchi) [北京 28日 ロイター] - 中国の国家宗教事務局の王作安局長は27日、中国との関係改善に向け、ローマ法王庁(バチカン)はより柔軟で実際的な姿勢を示し、現実的な対策を取るべきだと語った。新華社が同日、伝えた。 ローマ法王フランシスコは、中国との数十年に及ぶ対立解消に前向きで、バチカンは1週間前、中国政府からの「肯定的なシグナル」を期待すると語っていた。 中国のカトリック教会は、ローマ法王に忠誠を誓う一派と政府公認の教会派に分裂。司教任命権を巡る対立が、関係改善に向けた障害の1つとなっている。 中国は、司教は政府公認のカトリック団体に