(CNN) ロシアのプーチン大統領は27日、米首都ワシントンを訪問する用意があると表明するとともに、トランプ米大統領をモスクワに招待したことを明らかにした。ただ、実現には「必要な条件が整わなければならない」としている。 南アフリカのヨハネスブルクで開かれた新興5カ国(BRICS)首脳会議の場で述べた。プーチン氏は「こうした会談に臨む用意があり、トランプ大統領をモスクワに招待する用意もある」とした上で、既にトランプ氏に招待の意向を伝えたことを明らかにした。 一方、ホワイトハウスのサンダース報道官は声明で、「トランプ大統領は来年プーチン氏をワシントンに迎えるのを楽しみにしている」と言及。モスクワ訪問についても「トランプ氏は前向きだ」としたものの、プーチン氏からの正式な招待はまだ受け取っていないことを示唆した。 トランプ氏は19日、プーチン氏を今秋ワシントンに招待して会談を行う意向を表明したが、
北朝鮮の非核化をどのように、いつまでに成し遂げるのか。今回の首脳会談で最大の懸案だった問題は、北朝鮮の主張を米国がほぼ丸のみした形となった。 米国のポンペオ国務長官は「完全で検証可能、不可逆的な非核化(CVID)が受け入れられる唯一の結果だ」と主張していた。事前協議でも直前まで、米国はCVIDを強く訴えた。これに対し北朝鮮は「米国も体制保証に関する具体的な期限や方法を示すべきだ」などと抵抗していた。 しかし、12日の共同声明は「朝鮮半島の完全な非核化」との表現にとどまった。正恩氏が5月9日にポンペオ氏と会談した際、「余すところなく非核化する」と語ったのと比べて進展があったとはいえず、結局、北朝鮮が押し切った格好だ。 12日の記者会見でトランプ氏は「検証可能と不可逆的という言葉がなくなった。妥協したのか」との質問に、「まったく妥協していない」と言い張った。 北朝鮮の非核化の進み具合をどう検証
4月29日、ポンペオ米国務長官(写真)は同日放送されたABCニュースのインタビューで、金正恩氏に対し、米朝合意には非核化に向けた不可逆的措置が必要だと伝えたと明かした。写真は米ワシントンで2月撮影(2018年 ロイター/Aaron P. Bernstein) [ワシントン 29日 ロイター] - ポンペオ米国務長官は、イースター(復活祭)の週末に北朝鮮を訪問した際、金正恩朝鮮労働党委員長に対し、トランプ米大統領と何らかの合意に達するためには核放棄に向けて「不可逆的な」措置をとることに合意しなければならないと伝えた。29日に放送されたABCニュースのインタビューで明らかにした。 ポンペオ氏は「『不可逆的』という言葉は強い意志を込めて使っている」と述べ、「非核化が実現することを示す取り組みを要求していく」との考えを示した。 会談は「建設的」だったとし、金委員長とトランプ大統領が合意に達する「現
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