【ネピドー=新田裕一】薗浦健太郎首相補佐官は8日、訪問先のミャンマーの首都ネピドーでタウン・トゥン連邦政府相兼国家安全保障顧問と会談した。イスラム系少数民族ロヒンギャの難民問題について「国際社会が納得できる形で解決することが必要だ」と指摘。ロヒンギャの身の安全を守る方法の具体化など、1月下旬に訪問したバングラデシュ政府の要望をミャンマー側に伝えた。人道支援や災害救助の分野で自衛隊などが行ってい
【ネピドー=新田裕一】薗浦健太郎首相補佐官は8日、訪問先のミャンマーの首都ネピドーでタウン・トゥン連邦政府相兼国家安全保障顧問と会談した。イスラム系少数民族ロヒンギャの難民問題について「国際社会が納得できる形で解決することが必要だ」と指摘。ロヒンギャの身の安全を守る方法の具体化など、1月下旬に訪問したバングラデシュ政府の要望をミャンマー側に伝えた。人道支援や災害救助の分野で自衛隊などが行ってい
ミャンマーからバングラデシュのウキヤに避難してきた後、立ち往生したロヒンギャの人たち(2017年19月19日撮影)。(c)AFP/TAUSEEF MUSTAFA 【10月24日 AFP】(更新)ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)が迫害を避けて隣国バングラデシュに大量に避難している問題で、米国は23日、ロヒンギャの住民に対する暴力行為に関わったミャンマー軍の部隊や幹部らに対する軍事支援を停止すると発表した。また、「残虐行為」に関与した個人を標的とした経済制裁を検討するともしている。 米国務省のヘザー・ナウアート(Heather Nauert)報道官は「(ミャンマー西部)ラカイン(Rakhine)州で最近起きた出来事やロヒンギャの人らが受けた暴力、悲惨な虐待に対する最も深刻な懸念」を表明。残虐行為に関わったいかなる個人、団体も責任を負わなければならないと強調した。 米
(CNN) ミャンマー政権の事実上のトップ、アウンサンスーチー国家顧問が、今月ニューヨークで開かれる国連総会への出席を取りやめた。 報道官は声明で、中止の理由は2つあると説明。その1つとしてイスラム系少数派ロヒンギャの難民が大量に発生している西部ラカイン州の情勢を挙げ、「テロリストの攻撃とともに治安、人道にかかわる課題がたくさんあるため」と述べた。 2つ目の理由については、「国内でテロ発生の恐れがあるとの報告を受けたため」と語った。 ラカイン州では先月末、武装集団が国境付近の治安施設を次々と襲撃した事件をきっかけに、軍が「テロ掃討作戦」を強化した。国連によると、戦闘から逃れようと隣国バングラデシュへ避難したロヒンギャの住民は37万人を超えている。 バングラデシュのハシナ首相は12日、多数のロヒンギャ難民が身を寄せている避難施設を訪問。「ここにいる女性や子どもたちに何の罪があるというのか」「
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