3月7日、オーストラリアのターンブル首相は、同国はインドネシアと海洋安全保障について一段と緊密に協力していくことを目指しているが、南シナ海を合同パトロールする計画はないと述べた。環インド洋連合首脳会議での両首脳。提供写真(2017年 ロイター) [ジャカルタ 7日 ロイター] - オーストラリアのターンブル首相は7日、同国はインドネシアと海洋安全保障について一段と緊密に協力していくことを目指しているが、南シナ海を合同パトロールする計画はないと述べた。 インドネシアのジョコ大統領は先月、豪紙とのインタビューで、中国との緊張をさらに高めない限り、合同パトロールを実施したいと語り、ターンブル首相に提案する意向を示していた。 ターンブル首相はインドネシア側から合同パトロールの提案があったかとの記者の質問に、「南シナ海の緊張を高めるような行動をとることはない」と答えた。 首相は環インド洋連合(IOR