22日、国連総会は、「クリミア自治共和国・セヴァストーポリ市(ウクライナ)における人権状況」決議(А/С.3/73/L.48)を採択した。 賛成は65か国。反対は27、棄権は70となった。日本は、先週の「クリミア軍事化」決議に続き、賛成票を投じた。ウクルインフォルムのニューヨーク特派員が伝えた。 これはウクライナがイニシアティブをとるクリミアの人権状況に関する国連総会の3つ目の決議となり、これまで2016年、2017年と採択されてきているもの。なお、17日に採択された「クリミア軍事化」決議とは異なり、「クリミア人権」決議はロシアによる人権侵害に焦点が当てられている。 今回の決議は、国連関連の全ての文書にどのように正しくクリミアについて記述するか等を定めるものとなっている。 具体的には、「(総会は、)国連のすべての国際機関・特別機関に対し、ロシア連邦の統計データに関するものを含め、公式文書、