イスラエル入植地に関する安保理決議案採決の延期 2016年12月23日 10:15 エジプトアメリカの外交政策 次期大統領トランプが、既に米国の外交、軍事政策についてツイッターで影響を与えていることは、良く報道されていますが、今度は安保理決議への介入です。 アラビア語メディアは、エジプトが西岸及びエルサレムの入植地の建設は国際法違反で、注視すべきであるとの決議案を安保理に提出していましたが、その採決が22日午後3時に行われることになっていたところ、トランプの介入で延期されたと報じています。 この決議案には、(入植地の建設を進めるイスラエルの政策から当然のことですが)イスラエルが強硬ン反対し、米国に対して拒否権を行使するように求めてきました。 これまで、米国はパレスチナ問題の解決は交渉に基づくべきで、交渉を妨げるような行為は好ましくない、としてこの種決議案には一貫して反対してきました。 とこ