【ネピドー=新田裕一】薗浦健太郎首相補佐官は8日、訪問先のミャンマーの首都ネピドーでタウン・トゥン連邦政府相兼国家安全保障顧問と会談した。イスラム系少数民族ロヒンギャの難民問題について「国際社会が納得できる形で解決することが必要だ」と指摘。ロヒンギャの身の安全を守る方法の具体化など、1月下旬に訪問したバングラデシュ政府の要望をミャンマー側に伝えた。人道支援や災害救助の分野で自衛隊などが行ってい
前回の本コラムで、中国が11月にAPECでぶち上げた「一帯一路」構想を伝えた(「アジアの中心で中国が『この指とまれ』、日本はどうする?」)。インフラ整備で陸と海の両方のシルクロードと経済圏を構築するという大がかりな構想である。 これに対するアジア諸国の反応は興味深い。習近平国家主席の「この指とまれ」に飛びつこうという積極派と、消極派あるいは心中複雑派に分けられた。 「一帯一路」構想には通商貿易の枠組みも絡み、関係国の思惑は複雑だ。アメリカ主導のTPPに対し、自ら主導するアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)をぶつける中国。その一方で、米韓同盟で米国と固い絆を築く韓国が、APEC期間中に中国との間で自由貿易協定(FTA)を妥結した。 台湾では中国との経済協力や統一について国内で意見が分かれる。2013年に台湾と中国はサービス貿易の自由化協定を結んだ。医療や金融、建設などの市場を相互に開放するこ
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