衛星が捉えた戦闘機の姿 先日の小欄(「北方領土にロシア空軍の戦闘機が展開 演習か、常駐か?」)では北方領土の択捉島にロシア空軍の戦闘機が配備されたというロシア側報道を紹介した。 そこで今回、米プレシジョン・ホーク社の有償衛星画像サービスTerraServerを使用して択捉島のヤースヌィ空港上空の画像を取得してみたところ、同空港の駐機場に3機のSu-35S戦闘機が並んでいる様子がはっきりと確認できた。 ヤースヌィ空港の駐機場に並ぶSu-35S。このように、現在の駐機場のサイズでは大規模な戦闘機部隊の展開は難しい(写真:TerraServer)ロシア側の報道写真でも写っているSu-35Sは3機だけであり、駐機場のブラスト・デフレクター(ジェット排気を逸らすための装置)も3基しか備えられていないことからして、おそらく当面は小規模な配備に止めるのだろう。空港内にこれ以上多数の機体を収容するための拡