ウクライナ東部に軍派遣指示 プーチン氏、親ロ派独立を承認 停戦合意崩壊、重大局面 2022年02月22日11時12分 21日、モスクワで、ウクライナ東部の親ロシア派支配地域の独立を承認する文書に署名するロシアのプーチン大統領(EPA時事) 【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は21日、ウクライナ東部の親ロシア派の独立を承認する大統領令に署名した。親ロ派「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の幹部が同日承認を要請していた。大統領令ではロシア軍の派遣も指示。親ロ派と署名した条約によると、ロシアは親ロ派支配地域に軍事基地を建設する権利を持つ。ウクライナ情勢は重大な局面を迎えた。 米、東部独立承認で対ロ制裁 バイデン氏、ウクライナ大統領と会談 プーチン政権は、2014年から続く紛争をウクライナ人同士の「内戦」と位置付け、その解決に向けた15年のミンスク合意の履行をウクライナ側に迫ってい
ドイツ外務省のライナー・ブレウル報道官は、いわゆる「シュタインマイヤー・フォーミュラ」は平和的情勢解決の一面についてのみ扱うものであり、その意味を拡大解釈すべきでないと発言した。 2日、ブレウル独外務省報道官がベルリンでの記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。 報道官は、「ある種の誤解がある。シュタインマイヤー・フォーミュラ自体には、地域への特別地位付与と地方選挙実施のシークエンスしか書かれていない」と発言した。 同報道官は、同フォーミュラによれば、特別地位は地方選挙実施日に暫定的に発効し、欧州安全保障協力機構(OSCE)が選挙の合法性を認めた後に恒常的に発効するのだと指摘した。 その上で、同報道官は、「それがシュタインマイヤー・フォーミュラだ。もちろん、それはパズル全体の一部でしかない」と発言した。 同報道官は、その他に議論しなければいけない議題として、特別地位の内容
欧州安全保障協力機構ウクライナ特別監視団(OSCE/SMM)の副団長を務めていたアレクサンダー・フーグ氏は、ミンスク諸合意履行に関するどのような議論も、コンタクト・ラインの両側に暮らすウクライナ人の安全を保証することに集中すべきだと主張した。 2日、ウクルインフォルムに対して、アレクサンダー・フーグOSCE/SMM前副団長(2014~18年)が文書でコメントを伝えた。フーグ氏は、このコメントは、抜粋することなく全文掲載するよう依頼したため、以下に同氏のコメントを全文掲載する。 「平和的手段による停戦に関する対話の継続は、歓迎されるべきである。対話のみが流血を止められる。 コンタクト・ライン(編集注:ドンバス地方の政府管理地域と非政府管理地域の間に定められた兵器の引き離しの基準となるライン)の左側と右側に暮らすウクライナ人たちのことが、彼らを保護すると発言する人たちのあらゆる決定の中心となら
日本政府は、武装集団が発表した、ウクライナ東部ドンバス地方被占領地域におけるいわゆる「選挙」は違法であると考えている。 7日、在ウクライナ日本国大使館のフェイスブック・アカウントにおいて声明が発表された。 日本政府の声明には、「11月11日に『DPR』及び『LPR』が実施を表明している『選挙』は、ミンスク諸合意及びウクライナ国内法令に基づかないものであり、正当なものとは認められず、こうした一方的な行為は慎むべきである」と指摘されている。 さらに、日本政府は、一時的被占領地域における選挙は、ミンスク合意及びウクライナの国内法令に基づいて実施されるべきであると強調している。また、同声明には、同国がウクライナの主権及び領土一体性を尊重していること、そして「力による現状変更」の試みを断じて認めないという日本の立場が示されている。 これまでに報道されているように、11月11日、ドンバス地方のロシア占
ホワイトハウスで開いたエマニュエル・マクロン仏大統領との共同記者会見で話すドナルド・トランプ米大統領(2018年4月24日撮影)。(c)AFP PHOTO / Ludovic MARIN 【4月25日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は24日、内戦が続くシリアについて、イランによる影響力の伸長を防ぐのが重要だとの認識を示した。早期に米軍を撤収させる従来の方針の軌道修正を図った可能性がある。 トランプ氏は訪米したフランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領と開いた共同記者会見で、「我々は地中海周辺でイランの好き放題にさせたくない」と語った。 また、米軍が近くシリアから引き揚げることになるとしながらも、米国はシリアに「しっかりとした永続的な足跡を残す」ことを望んでいるとも述べた。 トランプ氏は「我々はシリアのISIS(イスラム過激派組織「
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