9月4日、北大西洋条約機構(NATO)は、英ウェールズで首脳会議を開催した。写真はオバマ米大統領(中央)ら(2014年 ロイター/Larry Downing) [ニューポート(英ウェールズ) 4日 ロイター] - 北大西洋条約機構(NATO)は4日、英ウェールズで首脳会議を開催した。東部で親ロシア派と政府軍の攻防が続くウクライナについて、ラスムセンNATO事務総長は、ロシアに軍を撤収させるよう要求。オバマ米大統領ら各国首脳はウクライナ政府を支援する方針を示した。 5日まで2日間にわたる首脳会議は、ウクライナのほか、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」がイラクやシリアで支配地域を拡大するなかで開かれた。ウクライナのポロシェンコ大統領も出席し、加盟国首脳と会談した。