【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は22日、北朝鮮の核兵器は米国にとって「異常で並外れた脅威」だと指摘し、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)政権に対する制裁を1年延長すると米議会に伝えた。 22日に議会に送った文書でトランプ大統領は「朝鮮半島での兵器に使用可能な核分裂物質の拡散の現実とリスク、および北朝鮮政府の行動と方針は、米国の安全保障、外交、経済に引き続き異常で並外れた脅威をもたらしている」として、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)元大統領が始めた経済制裁を延長すると宣言した。 議会に送られた文書は形式的なものではあるが、そのトーンは今月12日にシンガポールで初の米朝首脳会談を行ったトランプ氏がその翌日にツイッター(Twitter)に書き込んだ「もはや北朝鮮の核の脅威はない」というコメントとは大きく異なっている。こ