米大使館でロシア人スパイとみられる女が10年以上勤務していたことが発覚した/Sergei Petrov/TASS/Getty Images ワシントン(CNN) ロシアの首都モスクワにある米大使館でロシアのスパイと疑われる女性が10年以上勤務していたことが発覚し、昨年解雇されていたことが3日までに分かった。米政権高官がCNNに明かした。 女性職員はロシア人で長年にわたり米シークレットサービスの仕事に携わっていたが、2016年、国務省の地域保安部門が定期的に行っている審査の中で疑いの対象になったという。 調査の結果、女性が承認を受けないまま定期的にロシア連邦保安局(FSB)の要員と面会を重ねていたことが発覚した。 当局者は「FSBとは全員が連絡を取っていると思うが、彼女は必要以上の情報を漏らしていた」と話す。 国務省の地域保安部門は17年1月、在モスクワ大使館に注意喚起した。女性は米国側から
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