ジョージア前大統領逮捕=蜂起訴え、支持者が解放-ウクライナ 5日、ウクライナの首都キエフで、保安局に逮捕されるジョージアのサーカシビリ前大統領(中央)(EPA=時事) 【モスクワ時事】ウクライナ保安局は5日、首都キエフの自宅屋上からポロシェンコ政権を批判し、蜂起を呼び掛けたジョージア(グルジア)のサーカシビリ前大統領を逮捕した。しかし、サーカシビリ氏の支持者が治安当局の車両から力づくで同氏を解放し、混乱が広がっている。 前ジョージア大統領のウクライナ国籍剥奪 サーカシビリ氏は母国で失脚後にウクライナに逃れたが、ポロシェンコ大統領と関係が悪化し、政権批判を展開していた。サーカシビリ氏はこの日、「ポロシェンコは泥棒で、裏切り者だ」と主張し、政権打倒に向けた街頭行動を呼び掛けた。(2017/12/06-00:01) 【国際記事一覧へ】 【アクセスランキング】
【モスクワ杉尾直哉】ウクライナの捜査当局は5日、ジョージア(グルジア)の前大統領でウクライナの野党指導者、ミハイル・サーカシビリ氏(49)を首都キエフの自宅で拘束した。ウクライナ最高検のルツェンコ検事総長によると、2014年の政変で失脚し、ロシアに亡命中のヤヌコビッチ前大統領の「犯罪組織」から資金を得て、反政府活動をしていた疑いがもたれているという。 キエフからの報道によると、サーカシビリ氏を連行した捜査当局の車は数百人の野党支持者に通行を阻止された。機動隊ともみ合いとなったが、支持者らは車のドアを破壊してサーカシビリ氏を引き出して解放。サーカシビリ氏は右手首に手錠をぶら下げたままVサインを掲げ、その後、支持者と集会を開いた。
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