【ワシントン=黒瀬悦成】米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」は23日、北朝鮮が閉鎖を発表した北東部豊渓里(プンゲリ)の核実験場について、多くの専門家が地盤崩壊などで既に使用不能だと指摘しているのとは裏腹に、実験場は「完全に稼働している」との分析を発表した。 同サイトによると、昨年9月の核実験以降、北側坑道は放棄されたとみられる一方、西側坑道は実験場として整備が完了したか、最近の対話機運を受けて掘削作業のペースを落とした可能性があるとした。また、南側坑道も将来の実験に使用できる状態だという。 同サイトは、豊渓里ではもはや核実験は実施できないとする分析は誤りだと主張した上で、西側と南側の坑道はより強力な岩盤に掘られており、平壌の指導部からの指示さえあれば「核実験を行うことができる」とし、北朝鮮が実際に実験場を閉鎖するかは米朝が検証可能な非核化で合意できるかにかかっていると指
On March 31, 2018, Japan’s Foreign Minister, Taro Kono, in a lecture in Kochi city, is reported to have said that North Korea appears to be “working hard to get ready for the next nuclear test,” and the associated reporting claims that he had added that soil had been “removed from the tunnel at the nuclear test site where past tests were conducted.” The reporting also suggested that his remarks “m
河野太郎外相は31日午後、高知市で講演し、北朝鮮が新たな核実験への準備と受け取れる動きを見せているとの見方を示した。「核実験をした実験場でトンネルから土を運び出し、次の核実験の用意を一生懸命やっている」と指摘した。
北朝鮮が咸鏡北道豊渓里(ハムギョンブクトプンゲリ)の核実験場に展開する軍部隊をほぼ半減させる指示を出したと、複数の北朝鮮関係筋が明らかにした。米朝首脳会談で予測される非核化を巡る合意に備えた動きという。核実験場閉鎖も念頭に置いているが、米朝関係が悪化すれば活動を再開する構えとしている。 部隊縮小命令が出たのは、核実験場周辺に駐屯する第19連隊。今月上旬、坑道の掘削などを行う4個大隊(約千人)のうち、2個大隊に移動命令が出た。 残る2個大隊や、坑道の設計や測量を行う技術大隊(約150人)、警備中隊(約70人)は残るが、米朝会談で北朝鮮の非核化について合意すれば、撤収して閉鎖する構えという。 豊渓里核実験場の閉鎖は、北…
ワシントン(CNN) 北朝鮮の当局者は16日、CNNとのインタビューに答え、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の完成という目標を達成するまで、同国として米国と交渉する意思は一切ないとの立場を改めて示した。 同当局者は「トランプ米政権との交渉に応じる前に、米国からのいかなる侵略にも対抗できるような信頼性のある防衛、攻撃能力を持っているという明確なメッセージを送りたい」と述べた。 北朝鮮に有効な核抑止力があるというメッセージを送るためには「あと2段階」進む必要があると語り、1つ目として地上での核実験、2つ目として米領グアムやそれより遠い標的を射程に入れるICBMの発射実験を挙げた。 同当局者はさらに、これら2つの実験のうち1つは、16日に始まった米韓合同軍事演習の期間中に決行するかもしれないと述べた。演習は10日間の予定で実施されている。あるいは、トランプ氏が来月予定しているアジア歴訪に合わせる可
9月16日、北朝鮮の最高指導者、金正恩朝鮮労働党委員長(写真中央)は、軍事力で米国との均衡達成を目指していると表明した。提供写真(2017年 ロイター/KCNA via REUTERS) 北朝鮮の最高指導者、金正恩朝鮮労働党委員長は16日、軍事力で米国との均衡達成を目指していると表明した。朝鮮中央通信(KCNA)が報じた。 金氏は「われわれの最終的な目標は米国との実質的な力の均衡を達成し、米国の指導者が軍事的な選択肢などと発言できなくすることだ」と述べた。 「(中距離弾道ミサイル)『火星12』の戦闘能力と信頼性が完全に実証された」とし、核戦力の完成という目標は「終着点にほぼ達した」と主張した。 北朝鮮が15日、日本上空を通過する弾道ミサイルを再び発射したしたことを受けて、国連安全保障理事会は北朝鮮を非難する報道声明を発表した。 マクマスター米大統領補佐官(国家安全保障担当)は同日、記者団に
中距離弾道ミサイル「火星12」の発射実験を視察する金正恩朝鮮労働党委員長(撮影地、撮影日不明、2017年9月16日配信)。(c)AFP/KCNA VIA KNS 【9月16日 AFP】(更新、写真追加)北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長は、制裁を受けようとも同国の核戦力を完成させると誓い、北朝鮮の兵器開発の最終目標は「米国との実質的な力の均衡」だと述べた。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が16日、明らかにした。 KCNAによると金氏は「われわれの最終目標は米国との実質的な力の均衡を確立し、米国の支配者らに、DPRK(北朝鮮)に対する軍事的な選択肢について語らせないようにすることだ」と語った。 また金氏は15日に日本上空を通過した中距離弾道ミサイル「火星12(Hwasong 12)」の発射は成功し、北朝鮮の核戦力は増強されたと述べ、「われわれは大国優越主
自民党の石破茂元幹事長は14日の派閥の会合で、非核三原則の見直しを議論すべきだとの考えを改めて示した。「議論もしないで、『米国の核の傘があるから大丈夫だよね』『ミサイル防衛があるから大丈夫だよね』って。本当に日本の独立と平和は達成されるのか」と述べた。 石破氏は「日本も結論はともかくとして、きちんと議論をしないで北朝鮮の脅威ばかり言いつのっても、どうにもならないのではないか」と指摘した。 また、憲法9条1、2項を維持した上で自衛隊の存在を規定する安倍晋三首相(党総裁)の改憲案について「党議決定は平成24年の党改憲草案のまま残っている。そのことについて説明を全くしないで、1項、2項そのままで3項をつけ加える議論は、どう考えても党内民主主義としておかしい」と強調した。
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