<「プーチン大統領は力でクリミアを併合してはいない」という元衆院議員の鈴木宗男さんの発言に驚き、失礼な態度を取ってしまったことを反省中。でも北方領土問題も同じような問題なわけで......>(写真:プーチンを「信頼できるリーダー」と考えている鈴木宗男氏) あけましておめでとうございます! 新年、心を一新するために、まずやらないといけないことが一つある。それは鈴木宗男さんに謝ること。みんなも一回、二回はあるだろうけど、鈴木さんに対して、結構失礼な言い方をしてしまったのだ。謝らないと。 宗男さんのことは僕なりに評価している。過去にいろいろあったが、地元のため、北方四島の返還のために長年尽力していることは事実だ。とにかく彼の愛郷心は間違いない。さらに、僕の大好きな先輩芸人、プリンプリンさんが宗男さんのモノマネをすると超面白い。それだけでも宗男さんに強い親近感が湧く。 その宗男さんと先月、BS朝日
安倍晋三首相がロシアのプーチン大統領と会談し、北方領土問題を含む平和条約交渉を再開し大統領の来年来日へ準備をすることで一致した。 北方四島をロシアに返還させたうえで日露平和条約を結ぶことは年来の国家目標であり、交渉再開は必要だ。 しかし、ロシアの軍事介入でウクライナ情勢が再び悪化する中で、最大の責任者の来日準備に入ることは拙速であり、危機認識が甘いというほかない。 会談は、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の地、北京で行われ、両首脳は昨年4月の日露共同声明に基づき、「双方に受け入れ可能な解決策」の模索と外務次官級協議の再開を確認した。昨春時点に戻ったにすぎないとはいえ、交渉が足踏み状態を抜け出す意義は小さくない。 ロシアは今、ウクライナ侵略に伴う欧米主導の制裁で国際的孤立や通貨ルーブルの暴落を招き、虎口(ここう)を脱すべく外交、経済両面で中国に急接近する。首脳会談には中国の手から
(2014年4月4日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) ロシアと欧州の関係が悪化するなか、ヤマロ・ネネツ自治管区のドミトリー・コブイルキン知事は不安に苛まれているはずだ。ヤマロ・ネネツは北極圏をまたぐ広大な地域で、知事はロシア屈指の資源豊富な地域を運営している。だが、この自治管区はロシアでも特に欧州への依存度が高い地域で、大量に生産される石油とガスの大半を欧州に売っているのだ。 ところが、コブイルキン知事は笑みを浮かべている。「中国が『ガスを売ってくれ!』と言ってくる。彼らにとっては、少なくとも200年にわたりガスを供給できるパートナーを持つことが重要だ。我々にはそれができる」と知事は言う。 欧米との関係悪化で東方シフト加速か クリミア併合が引き起こした危機で経済が大きく揺らぐなか、ロシア政府はアジアに向くようになった。 ロシアのアレクセイ・ウリュカエフ経済発展相は言う。「アジア太平洋地域
この秋、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が来日する予定だ。安倍政権は、北方領土問題の解決と平和条約の締結へ向けて大きく前進する構えだ。ウクライナ危機がこの流れにブレーキをかけているが、国境問題研究の第一人者である山田吉彦・東海大学教授は「今が北方領土返還の大きなチャンス。交渉を止めるべきではない」と説く。 ロシアは欧米との関係が悪化する中で、日本からの経済・技術協力と日本への天然ガスの販売によって極東ロシアを発展させたいと考えている。一方日本にとってロシアとの関係強化は北方領土の返還を実現させ、中国の軍事的な脅威を抑えるテコとなる。日ロ双方に交渉を進める利点があるのだ。柔道家であるプーチン大統領が言う「引き分け」は、そのことを示唆しているとも言える。 むろん「北方4島は自国の領土」が公式見解であるロシアとの交渉は容易ではなく、虚々実々の駆け引きを伴う。日本の国益に沿った解決をどう実現す
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