アメリカの検察当局は21日、日本の「ヤクザ」とされる人物を、核物質を密売しようとした罪で起訴したと発表した。 検察などによると、エビサワ・タケシ被告(60)はウランとプルトニウムを売ろうとした。それらは核爆弾の製造のためイランに移送されると、同被告は考えていたという。
韓国大統領府の高官は、今月効力を失う日韓の軍事情報包括保護協定=GSOMIAについて、関係が改善すれば、破棄の撤回も検討すると示唆したものの、日本による輸出管理の強化が続く現状では難しいとの認識を示しました。 この中で、日韓関係について、「最も近い隣国であり、北東アジアの平和と安定のためのパートナーだ」として、今月4日に訪問先のタイで、両国の首脳がことばを交わしたことにも言及し、重要性を強調しました。 一方で、「日本との関係が難しくなっている根本的な原因は日本側にある」と指摘しました。 そのうえで、今月23日に効力を失う日韓の軍事情報包括保護協定=GSOMIAについては、「日本との関係が正常化すれば、協定の延長を再検討する用意がある」と述べ、関係が改善すれば、破棄の撤回も検討すると示唆したものの、日本による輸出管理の強化が続く現状では、難しいとの認識を示しました。 また、協定が破棄されても
タイ生まれ、無国籍。激動のタイを記録してきた 報道カメラマンとして、第2次世界大戦後、激動のタイを記録してきた瀬戸正夫さん(87歳)。波乱万丈の人生のなかで、瀬戸さんの思い出に残っている食事について聞く機会をいただきました。 瀬戸正夫さんプロフィール 1931年、南部プーケットで日本人の父とタイ人の母との間に生まれ、終戦後、両親と離れ離れとなり、日本人抑留キャンプで収容生活を送る。その後、日本国籍を失い、タイ国籍を取得するまで約20年、無国籍だった一方、職を転々とするなど、歴史に翻弄(ほんろう)された半生を送ってきた。朝日新聞バンコク支局(現アジア総局)で助手兼カメラマンとなり、タイを中心に激動の東南アジアを取材。また、日本のNGOの活動なども手伝いながら、少数民族やスラムの子どもたちなども撮り続けている。 ▲瀬戸さんと愛車の三菱ランサー ©️瀬戸正夫 ──お生まれはプーケットですよね。
千葉県の農水産物や観光を売り込む“海外トップセールス”で4日からタイを訪れている森田健作知事(68)が、現地で“アイドル並み”の歓迎を受けている。 ■森田健作 千葉県知事のプロフィール 森田氏は、知事になって以来、台湾やタイ、シンガポールなどアジア各地にトップセールスに赴いてきたが、その中でもタイは「県知事」という以上に、主演ドラマだった『おれは男だ!』からのファンが多く、熱烈歓迎を受け森田知事は「レコードポスターや、ドラマのDVDなどへのサイン攻めにもあって、今さらながらアイドル時代に戻った感じだった」と苦笑していた。 タイへの訪問は2015年9月以来3回目。前回、バンコクで起こった爆弾テロによって実現しなかった同国北部にある主要都市、チェンマイへの訪問も初めて実現した。 今回、現地の旅行業者との観光セミナー商談会などを行い、千葉県の魅力をアピールした。「タイのマンゴーは大好き。千葉では
中国による南シナ海での軍事拠点化に対して、国際社会の懸念が強まる中、中国の王毅外相は24日、訪問先のタイで、中国とASEAN=東南アジア諸国連合の間で、南シナ海でのルール作りが前進していると強調し、この問題について、アメリカや日本が関与しないようくぎを刺しました。 この中で王外相は、南シナ海の問題について「中国とASEANの間で国際的なルール、『行動規範』の調整が進んでいる」と強調し、この問題について、域外であるアメリカや日本が関与しないようくぎを刺しました。 また、王外相はことし9月に中国で開かれるロシアやインドなどBRICSと呼ばれる新興5か国の首脳会議に、タイのプラユット暫定首相を招待したことを明らかにしました。 BRICSの首脳会議は、中国でことし後半に5年に1度の共産党大会が開かれるのを前にした重要な外交イベントと位置づけられており、中国としては、ASEANの主要国であるタイを取
「世界一の屋台街」(米CNN、2016年)として知られるタイの首都バンコクから屋台が消える――。 今年末までに、衛生と秩序の両面から、バンコク首都圏庁(BMA)がバンコクの主要な道路から食べ物などを販売する露天商を退去させると発表した。 「タイ文化が消える」と世界の旅行者に衝撃を与えているが、中でもショックを隠し切れないのは日本からタイに移住してきた貧困に喘ぐ日本人年金生活の高齢者だ。 東南アジアは日本人高齢者の移住先として人気だが、中でも世界的な観光地としても知られるタイは「イスラム教国で、シンガポールに次ぎ物価の高いマレーシアや、治安の悪いフィリピンに比べ、日本と同じ、仏教国という意味でも根強い人気がある」(大手旅行会社関係者)という。 ■ 優雅な年金生活を夢見たものの・・・ 物価が安く、日本から近く、さらに一年中温暖な気候に恵まれ、日本食にも事欠かない、と、“優雅なタイでの
東南アジアで世界遺産に迷惑行為を繰り返す「アイ・アム・ジャパニーズ!」男を直撃! すると、流暢な韓国語を…… 東南アジア各地の観光地で、世界遺産の遺跡などに禁止行為をするなどしていた「自称・日本人」が、実は韓国人であることがわかった。日本人を名乗ってマナー違反などを繰り返していた当人を直撃したところ「自分は日本人だ」と主張したが、話していたのは日本語ではなく、韓国語だったのである。 昨年、タイやカンボジアの世界遺産の遺跡などで立入禁止の区域に侵入したり、撮影禁止の場所での撮影、登ってはいけない遺跡によじ登るなどの迷惑行為を繰り返していた男が、いずれの場所でも「日本人」を名乗っていたことが、観光事業者や旅行者から報告されていた。ある目撃者によると男は昨年、カンボジアの世界遺産、アンコールワットでは飲んでいたジュースを遺跡の壁にかけたり、よじ登ったりして警備員に取り押さえられたが、「フロム・ジ
公益財団法人新聞通信調査会は、米英仏中韓タイの6カ国で今年2月、各約1千人から回答を得た「対日メディア世論調査」の結果を発表した。 「日本を信頼できる国だと思いますか」とたずねたところ「とても信頼できる」「やや信頼できる」と答えた人の割合は韓国で13・8%、中国で16・9%。昨年比でそれぞれ3・4ポイント、0・7ポイント下落した。米では76・7%、英は65・4%、仏は80・4%、タイは89・0%だった。 知っている日本人の名前を1人挙げてもらったところ、米国では安倍晋三首相が80人で1位に。2年前の調査で安倍首相を挙げた人はゼロだったが急浮上した。2位は昭和天皇(55人)、3位はイチロー(11人)だった。中韓タイでも安倍首相が1位。英仏では昭和天皇がトップだった。政治家や文化人が各国で上位に入ったが、タイではドラえもん(111人)が2位と「健闘」した。 昨年の米大統領選などで事前の世論調査
清原果耶「どうしても参加したいと思った」藤井道人監督による日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』2024年5月公開! 10-07 08:07
タイ国防大臣(副首相を兼任)であるプラウィット陸軍大将(退役)は、タイ海軍が中国から潜水艦を3隻購入するための予算案の認可を閣議に提出した。 タイ海軍は過去数年間にわたって潜水艦を購入する試みを続けており、2015年夏にも、プラウィット国防大臣が中国から潜水艦を購入する計画を決定している(本コラム2015年7月2日)。しかし、タイ軍事政権による最終認可を得ることができず、潜水艦購入計画は最終段階で“逆転撤回”という結果になったという経緯がある。 10年ローンで購入可能に 昨年の潜水艦購入決定をタイ政府が白紙にした最大の理由は、タイの国家予算にとって潜水艦はあまりに高額すぎるということであった。今回再びタイ海軍が購入する方針を打ちした中国の「元型S26T」潜水艦の価格は1隻120億バーツ(およそ342億円)とされており、高い買い物であることに変わりはない。 しかしプラウィット国防大臣は、中国
今、英国で最高に熱っぽく語られているのは、EU(欧州連合)離脱の是非ではない。英国国民、いや世界のスポーツファンが注目する英国発祥のサッカーの話で持ちきりなのだ。 と言うのも、世界最高峰レベルのプロリーグ、「プレミアリーグ」の世紀の大番狂わせの歴史的な優勝争いが大詰めを向かえ、その行方を世界が固唾を呑んで見守っているからだ。 注目の的は、英国メディアからも、日本も当然、タイのメディアからも(理由は後ほど・・・)大絶賛の日本代表FWエース、岡崎慎司選手がFWを務める「レスター・シティ」。 現在(シーズン戦6節を残し)、クラブ創立130年を超える(創立1884年)歴史で初のプレミア制覇を目指し、優勝戦線を首位で驀進中、奇跡的な快進撃を続けている(関連記事1、2)。 超弱小クラブが大変身 過去に一度も優勝経験のないアンダードッグの「レスター・シティ」はもともとは、リーグ残留を最大の目標に掲げ、一
「観光立国」を掲げ、海外からの観光客誘致に力を入れているという点では、韓国も日本と同様だ。ここ数年、中国人観光客の爆発的な増加で、外国人観光客の訪問者数も急増している。ところが、韓国への訪問者数は、2015年に12年ぶりにマイナスに転じ、こともあろうか7年ぶりに日本に逆転されてしまった。 「中国人観光客、韓国では化粧品だけを買うのに、日本では温泉を楽しみ旺盛な金遣い」 2016年2月11日、韓国の「毎日経済新聞」はこんな大きな記事を掲載した。 中国の春節(旧正月)の大型連休にあたる2月初め、韓国にも大挙して中国人観光客が訪問した。 春節、中国人は来てくれたが・・・ これまでなら、百貨店の売り上げが急増した、繁華街の明洞(ミョンドン)一帯には歩くのも大変なほど中国人のショッピング客が詰め掛けた。ホテルの予約が取れない・・・などなど威勢のよい話を集中的に報じることが一般的だった。 だが、この記
先週、タイ国防当局の調達委員会が、中華人民共和国から3隻の潜水艦を購入することを決定した。このニュースはアメリカ国防当局、ホワイトハウスならびに連邦議会に衝撃を与えている。 2013年に発生したタイでの軍事クーデター以降、オバマ政権はタイ政府に対して、人権抑圧を理由として政治的・軍事的に「あまりにも冷たい態度」をとっていた。そのことに懸念を表していたアメリカ軍関係戦略家たちは、このようなオバマ政権の対タイ政策の失策を嘆いている。 中国製潜水艦は「リーズナブルなトヨタ車」? 永きにわたって潜水艦を保有してこなかった王立タイ海軍にとって潜水艦の保有は悲願であり続けた。しかしながら、タイには自国で潜水艦を建造する能力はないし、外国から調達するにしても極めて高価であるため、なかなか潜水艦調達予算を捻出するには至らなかった。 ところが、数年前から、中国による南シナ海やインド洋拡張戦略に対応する形で東
ミャンマーのイスラム系、少数派民族・ロヒンギャ族が難民化している密航船漂流問題は、“アジア最後のフロンティア”が抱える複雑な少数民族問題が、民主化や経済成長発展をも阻む今後の火種であることを露呈した。 それだけでなく、長年、疑惑を指摘されながらもその実態が不明だったタイやマレーシアなど東南アジアに蔓延る人身売買シンジケートの隠された正体を暴き始めている。 難民問題は人道・人権問題と政治問題が深く絡み遭う極めて複雑な問題だ。すでに、欧州では「EU難民」など域内全体の最大懸案事項にまで発展している。 ナチスドイツによるユダヤ人虐殺など第2次世界大戦後の後遺症をいまだ引きずる歴史的過去に加え、ロヒンギャ族への支援を打ち出すイスラム過激派との関与を憂慮する背景から、「難民問題は対岸の火事」と捉えがちな日本とは比較にならないほど関心が高まっている。 当事国の東南アジア諸国連合(ASEAN)、国連機関
タイをはじめ、アジア就職を希望する日本人が増えています。特にタイは登録者だけで7万人を超える日本人が暮らし、首都バンコクは日本人にとって暮らしやすい街の一つであることは疑う余地がありません。 後述しますが、タイでは外国人を雇う際の最低賃金が決められています。既に日本円ベースで換算すると、タイで働く場合の最低月給は日本人の平均的な初任給を上回っているのです。 タイで現地採用生活!物価安の国で日本より高い給与で働く バンコクのコンドミニアム建設現場 タイで労働許可証(ワークパーミット)を取得する場合、国別に最低賃金が定められています。日本人の場合は最低5万バーツ。中国や韓国国籍の場合、最低月給は4万バーツです。タイ人の年収については下記を参照ください。 ▼タイ人の所得・家計収入まとめ (2017年版) 面白いのが、円安との相関。例えば、2012年頃にタイで最低月給の5万バーツで働く人の給料は日
これまでサッカー界で海外移籍といえば、本場ヨーロッパを目指すのが当たり前だった。しかし、その流れは近年変わりつつある。特に人気なのが東南アジアのタイで、昨年11月に閉幕した14年シーズンにはトップリーグから下部リーグ(3部)まで含めると60人以上の日本人選手がプレーしていたのだ。 聞けば、1部に当たるタイ・プレミアリーグ(TPL)は昨年著しい成長を見せており、09年にわずか11万人だった年間のスタジアム観戦者数は13年には約165万人にも達したという。 昨オフには元日本代表の岩政大樹や茂庭照幸、西紀寛らが移籍したことで日本でも話題となった。オランダのフェンロからスパンブリーに移籍し、タイで初めてのシーズンを終えたカレン・ロバートもそんな一人。TPLにどんな印象を持ったのだろうか。 「来る前は、どんなリーグかまったく知らずに『えっ! タイ?』と思ったけど、来てしまえばそんなに問題はなかったで
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く