【北京=藤本欣也】中国が国家プロジェクトとして推進している現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」に関する国際協力サミットフォーラムが14、15両日、北京で開催される。 ロシアのプーチン大統領、トルコのエルドアン大統領、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問ら29カ国の首脳が出席、中国主導の経済圏構想への支持・協力を表明する。 習近平国家主席にとっては、米国に代わって経済のグローバル化を牽引するリーダーとして、内外に存在をアピールする機会となる。ただ、先進7カ国(G7)から出席する首脳は議長国イタリアのジェンティローニ首相のみ。日本からは自民党の二階俊博幹事長らが出席する。