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今年のノーベル物理学賞受賞者として、青色発光ダイオード(LED)を開発した赤崎勇氏(名城大教授)、天野浩氏(名古屋大学教授)、中村修二氏(米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授)の3人が選ばれた。同じ日本人として誇らしい限りであり、久しぶりに日本中が沸いた。 他方、ノーベル平和賞がマララ・ユスフザイさんに決まって、ある市民団体の異様な落胆の声が聞こえた。 日本国憲法第9条をノーベル平和賞に推薦した「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会とこれに賛同する人たちだ。賛同の署名が44万人も集まったというから相当な数には違いない。 今年4月、ノルウェー・オスロのノーベル委員会から「第9条をノーベル平和賞に」との推薦を受理した旨連絡があった。この際、筆者は某雑誌に次のように書いた。 「この申請には著しい誤認識がある。日本人が如何に独りよがりで『井の中の蛙』であるかを世界に向けて発信しているようで恥ず
今年もノーベル賞のシーズンとなりましたが、青色発光ダイオードの開発で日本人がノーベル物理学賞を受賞した事は、喜びをもって迎えられていますね。青色発光ダイオードの開発は10年以上、候補と言われ続けて受賞を逃していましたから、それだけに喜びも大きなものでしょう。 そして、10日にはノーベル平和賞受賞者の発表があり、子供と女性が教育を受ける権利を訴えて、武装勢力から銃撃されたパキスタンのマララ・ユスフザイさんと、インドの児童人権活動家のカイラシュ・サティヤルティさんが受賞しました。2人の受賞理由として、子供や若者への抑圧に対する抵抗と、全ての子供が教育を受ける権利についての活動が評価されていますが、長らく対立を続けている印パ両国人に平和賞授与した事は、印パ両政府に対するノルウェー・ノーベル賞委員会のメッセージとも取れます。 17歳で最年少の受賞となるマララさんですが、2012年に15歳で銃撃を受
来る10月14日、山形県の鶴岡市立加茂水族館に、ノーベル賞受賞者の下村脩博士(ボストン大学名誉教授)が米国から来訪する。 加茂水族館は世界一のクラゲ水族館である。「クラゲの展示数が世界最多」としてギネスに登録され、現在、約50種類のクラゲを飼育、展示している。かつては来館者の減少に歯止めがかからず、休館寸前に追い込まれた。だが、水槽の中でたまたま小さなクラゲの卵を見つけたことをきっかけにクラゲの展示に特化。その作戦が見事に功を奏し、奇跡的な復活を遂げた(その復活の軌跡については、拙著『「小さな神様」をつかまえろ!』をお読みいただきたい)。 この6月には、延べ床面積が従来の2倍以上となる新しい建物でリニューアルオープンした。直径5メートルの巨大なクラゲ水槽を擁する新水族館は多くのマスコミに取り上げられ、またこの夏にJR東日本が「山形デスティネーションキャンペーン」を展開したこともあり、全国か
安倍晋三首相は10日午前の閣議前の写真撮影の際に、今年の受賞予測に「憲法9条を保持する日本国民」が挙がっているノーベル平和賞について、「結構、政治的ですよね」との感想を漏らした。 隣に座った石破茂地方創生相が、米国のオバマ大統領が2009年に受賞していると指摘したうえで「『日本国民』が受賞した場合に誰がもらうのか。政治的ですね」という趣旨の発言をしたことを受けて語った。 石破氏は閣議後の記者会見で「平和賞の主体が人の行為であるということ。客観的な新しい発見、新しい技術の実用化とは異なるという、単に事実を話した」と述べた。 下村博文文部科学相は会見で、… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限
10日にノルウェー・オスロで発表される2014年のノーベル平和賞の受賞予測に、「憲法9条を保持する日本国民」が浮上した。受賞予測を毎年発表している民間研究機関、オスロ国際平和研究所(PRIO)が3日、ウェブサイト上の予測リストを更新し、それまで「欄外」だった「憲法9条」がトップに躍り出た。受賞への期待が高まりそうだ。 受賞予測リストは、①フランシスコ・ローマ法王②エドワード・スノーデン氏③「ノーバヤ・ガゼータ」(ロシアの新聞)④ドニ・ムクウェゲ氏(コンゴ民主共和国の医師)⑤マララ・ユスフザイ氏(パキスタン出身の女性の教育の権利提唱者)が挙がっていたが、3日付でリストが更新され、フランシスコ法王が「憲法9条」に差し替わった。他の4候補は順位が入れ替わっただけだった。 PRIOのハープウィケン所長(52)は3日、朝日新聞の取材に応じ、「中立や不可侵、平和主義につながる原則を掲げる憲法9条は、軍
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