米政府が、日本列島を含む第1列島線に配備を計画している中距離ミサイルについて、日本への配備を打診していることが4日、複数の日米関係筋の話で分かった。米国が開発を進める長射程極超音速兵器(LRHW)や巡航ミサイル「トマホーク」の地上発射型が候補に挙がっている。日本が反撃能力(敵基地攻撃能力)として配備を計画するスタンドオフミサイルと合わせて、日米で中国の中距離ミサイル網を含む「接近阻止・領域拒否(A2/AD)」能力に対抗する考えだ。 複数の日米関係筋によると、米側は自衛隊と米軍の「役割・任務・能力(RMC)」をめぐる事務レベル協議の場で、安倍晋三政権末期の3、4年前から日本への配備を打診。今年1月の日米首脳会談や外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)では議題に上らなかったが、日本側は今後、米軍の中距離ミサイル配備を受け入れる方向で協議を本格化させる方針だ。 米国はロシアと締
While Pyongyang has traditionally sought to drive wedges between Washington, Tokyo and Seoul, its belligerent rhetoric and repeated provocations may be having the opposite effect. North Korea’s numerous weapon tests are bringing the U.S. and its top Asian allies closer together, as Japan and South Korea put aside long-standing political differences — at least for now — to focus on mutual security
【ソウル聯合ニュース】韓国軍の関係者は1日、北朝鮮が前日に実施した「超大型放射砲(多連装ロケット砲)」試射の探知の発表が日本より10分遅かったことについて、「より正確に情報を提供するためだった」としながら探知自体が遅かったわけではないと説明した。 韓国軍合同参謀本部は10月31日午後4時50分、北朝鮮が朝鮮半島東側の東海に向けて短距離の飛翔(ひしょう)体を発射したと発表した。一方、日本の海上保安庁は午後4時40分に海上を航行する船舶に注意を呼び掛けた。北朝鮮メディアは翌日、前日に超大型放射砲の発射実験が成功したと報じている。 韓国の飛翔体発射に関する発表は日本より10分遅かったことになる。韓国軍関係者は1日、「わが軍の探知が(日本より)遅かったのではない」とし、「より少しでも正確な情報を提供するためだったと理解してほしい」と促した。 別の関係者は「韓米の情報資産(システム)は日本に比べ地理
北朝鮮が、2日発射した弾道ミサイルについて、防衛省は、新型のSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルと見られると明らかにしました。ただ、潜水艦ではなく、水中に設置した試験装置を使って発射した可能性があるとみて、さらに詳細な分析を続けることにしています。 一方、発射は、沖合で行われたものの、潜水艦からではなく、水中に設置した試験装置を使って発射した可能性があると見てさらに詳細な分析を続けることにしています。 こうした中、河野防衛大臣は、3日夜、アメリカのエスパー国防長官と電話で会談し、「今回の発射は断じて容認できない」として、日米両国が緊密に連携していくことを確認するとともに、韓国を交えた、日米韓3か国の協力が重要だという認識で一致しました。
2日午前、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことについて、河野太郎防衛大臣が囲み取材に応じ、「7時10分ごろ、北朝鮮東岸から少なくとも1発が東方向に発射したとみられ、二つに分かれた物体の一つが7時27分ごろ島根県島後沖の北約350キロの排他的経済水域に落下したと推定している。飛翔距離は約450キロ、最高高度約900キロと推定する」と発表した。 【映像】安倍総理「厳重に抗議、強く非難」 その上で河野大臣は「我が国の排他的経済水域に落下したものとみられるこのミサイルの発射は、我が国の安全保障に対する深刻な脅威であり、何ら事前の通報もなく、こうした水域内に着弾させたことは、航空機・船舶の安全保障の観点から 極めて問題のある危険な行為だ。また、今回の弾道ミサイルの発射は関連する安保理決議に違反するもので、北朝鮮は度重なる弾道ミサイルの発射など、関連技術の高度化を図っており、核ミサイルの開発を進めている
北朝鮮によるSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルとみられる飛しょう体の発射を受けて、韓国のチョン・ギョンドゥ(鄭景斗)国防相は来月まで有効な日韓の軍事情報包括保護協定=「GSOMIA」に基づき、軍事情報の共有を要請したと明らかにしました。 これについてチョン国防相は「日本から要請はなかったが、韓国側が『GSOMIA』に基づいて日本に情報共有を要請したとの報告を受けている」と述べました。 韓国国防省の関係者によりますと、韓国が「GSOMIA」の破棄を決めてから情報共有を要請したのは今回が初めてだということです。 「GSOMIA」を巡っては日米韓の連携を重視するアメリカが韓国に破棄の決定の見直しを求める考えを示していますが、韓国側は日本政府による輸出管理の厳格化の措置が撤回されない限り、再検討はしないという姿勢を示しています。
【ソウル時事】韓国の鄭景斗国防相は2日、北朝鮮の弾道ミサイル発射に関し、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を通じて日本側に情報共有を要請したと明らかにした。 韓国政府が8月にGSOMIAの破棄を決定して以降、日本側に情報共有を求めたのは初めて。GSOMIAは11月に終了する見通し。 国会の国防委員会で明らかにした。北朝鮮は2日、東部・元山の沖合から日本海に向け、飛翔(ひしょう)体を発射。飛翔体は潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)とみられ、島根県島後沖の排他的経済水域(EEZ)内に落下した。 韓国軍はミサイルの正確な落下地点を把握するため、日本側に情報共有を要請したとみられる。北朝鮮が8月に弾道ミサイルを発射した際は日本が韓国に情報を求めていた。
平和条約は「歴史的使命」=プーチン氏に締結呼び掛け-安倍首相 2019年09月05日20時39分 【ウラジオストク時事】安倍晋三首相は5日、ロシア政府が極東ウラジオストクで開いた「東方経済フォーラム」全体会合で演説した。首相は北方領土問題を含む日ロ平和条約交渉について「締結という歴史的使命がある。未来を生きる人々をこれ以上もう待たせてはならない」と述べ、決着に強い意欲を示した。 会合にはロシアのプーチン大統領も出席。首相はプーチン氏に「ゴールまで二人の力で駆け抜けよう。歴史に対する責任を互いに果たそう」と呼び掛け、「平和条約を結び両国国民が持つ無限の可能性を一気に解き放とう。歴史を一緒につくろう」とも強調した。 これに対し、プーチン氏は首相演説後、司会者の質問に答え、「解決したいと思っている。平和条約の締結に向かっていこうとしている」と強調した。 一方、「米国のミサイルが日本か韓国に配備さ
軍事協定破棄「影響なし」アピール=ミサイル発射を先行発表-日本政府 2019年08月26日07時43分 北朝鮮による24日の弾道ミサイル発射を受け、日本政府は迅速な対応に努めた。韓国側の発表より早く、韓国による日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄決定によっても、対応能力は損なわれないと誇示する狙いがあるとみられる。 「北朝鮮も地域の情勢をしっかりと見ている。間隙(かんげき)を突いたということではないか」。岩屋毅防衛相は24日、防衛省で記者団に、協定破棄の決定が北朝鮮の挑発行動につながったとの見方を示した。 防衛省によると、北朝鮮は午前6時44分ごろに1発目、同7時1分ごろに2発目を発射した。海上保安庁が「弾道ミサイルが発射されたとみられる」とホームページなどで発表したのは1発目から10分後の同6時54分ごろ。韓国軍の一報や韓国メディアの速報より40分以上早く、「弾道ミサイル」と飛
文在寅政府「日本の北ミサイル情報は質が悪すぎて使ったことねーわ」 1 名前:亜鈴状星雲(ジパング) [US]:2019/08/24(土) 18:16:47.97 ID:ulozxRgd0 8月24日、文在寅政府は日本の軍事情報を活用して北朝鮮のミサイル情報を分析したことは過去に一度もなかったと述べた。 青瓦台は22日の日韓軍事情報保護協定(GSOMIA/ジーソミア)終了決定後初の見解だ。大統領府の関係者はこの日「北朝鮮のミサイルに対する日本側の情報の質が高くなかったのでムン・ジェイン政府になってから活用したことがない。韓米軍事当局間の分析で既にだされる」と述べた。 関係者は「GSOMIAの妥結後、日韓間の情報交流は今日まで計30回あった。日本から受信した情報がないわけではなかった」としながらも「日本から情報を受けた回数は韓国が提供した回数に比べて非常に少ない回数で、たとえ受け取った情報さえ
約10分の差。日本ではほとんど注目されていないこの数字に、韓国メディアは敏感に反応している。 北朝鮮は2019年8月24日朝、弾道ミサイル2発を発射した。メディアが目を留めたのは、その第一報が流れた時刻だ。日本の方が、韓国よりわずかに早かったというのである。 NHK・共同通信が韓国軍より先に報道 韓国側による、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄通告という異常事態の中、真っ先に動いたのは北朝鮮だった。24日朝6時45分ごろと7時2分ごろの2回、北朝鮮東部の咸鏡南道・宣徳付近から飛翔体を発射した。日本政府は「弾道ミサイル」との見方を示している。GSOMIA破棄発表からわずか2日、早くも日韓の「間隙を突いた」(岩屋毅防衛相)形だ。 韓国メディアもやはり、GSOMIA破棄との関連などが指摘する論調が多いが、同時に日本での報道と違うある部分が、書き手の関心を集めている。 「日本は韓国政府のGS
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮がこのところ相次いで短距離飛翔体を発射し、抑え目ながらも挑発を繰り返していることに対し、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は対応に苦慮している。 韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は6日午前5時半ごろ、南西部の黄海南道クァイル郡付近から朝鮮半島東の東海に向けて短距離弾道ミサイルと推定される飛翔体2発を発射した。 北朝鮮は7月25日、7月31日、8月2日にも飛翔体を発射した。韓米が5日に開始した合同軍事演習への反発とみられるものの、2週間足らずのうちに4度という頻繁な挑発に韓国青瓦台(大統領府)は国民の不安の高まりを懸念している。 文大統領は6日、北朝鮮の発射について速やかに報告を受けるとともに、発射から約2時間後の午前7時半ごろには鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)主宰の関係閣僚会議を開かせるなど迅速に対処に当たった。 文大統領は前日5日の首席秘
北朝鮮による飛翔(ひしょう)体発射について、岩屋毅防衛相は6日午前、記者団の取材に応じ、発射は2回で、日本の領域や排他的経済水域(EEZ)への弾道ミサイルの飛来は確認されていないと説明した。 北朝鮮が飛翔体を繰り返し発射していることについて、「一連の北朝鮮側の報道にあるように、(朝鮮半島の有事を想定した)米韓合同軍事演習に反発しているものと思われる」と述べた上で、引き続き意図を分析するとした。 米トランプ大統領が短距離ミサイルの発射を問題視していないことに関連して、「短距離、中距離ミサイルでも我が国の重大な脅威だ。防衛省としてしっかり対応したい」と述べた。 菅義偉官房長官は同日午前の記者会見で「北朝鮮の核ミサイルの動向について、重大な関心を持って情報収集、分析に努めている」と話した。
韓国「海自P-1が特異な行動」→韓国海軍はP-1に呼びかけはした?していない? 韓国「海自P-1が低空飛行」なのに「P-1の電波があまりに微弱」 韓国海軍艦艇の整備はどうなっているのか 韓国側は「火器管制レーダー使用せず。カメラを使用」 韓国海軍の駆逐艦「クァンゲト・デワン」が12月20日、海上自衛隊のP-1哨戒機に、艦対空ミサイルの誘導にも使う、「“火器管制レーダーSTIR180”を照射した」と防衛省が発表した件について、韓国の国防省副報道官は24日、定例の記者会見で、当該のP-1哨戒機の飛行状況について以下の主張をした。 韓国国防省 イ・ジヌ副報道官の会見(12月24日) この記事の画像(9枚) ①通常的に見れば、ある国の軍艦上空で、哨戒機が低空上を通過するのは異例的な飛行である。 ②韓国の駆逐艦は日本の哨戒機の特異な行動に対して、遭難船舶を探索するために運用していた追跡レーダーに装着
日本海のEEZ=排他的経済水域内で、海上自衛隊のP-1哨戒機が12月20日、韓国海軍の「クァンゲト・デワン」級駆逐艦から、火器管制レーダーの照射を受けたという。 【画像】「クァンゲト・デワン」の火器管制レーダーSTIR180の能力は… 「クァンゲト・デワン」級駆逐艦は、別名「KDX-1」と言い、全部で3隻建造され、1998年から2000年にかけて就役した。防衛省が発表した当該艦の画像を見ると、艦番号が「971」なので、「クァンゲト・デワン」級1番艦の「クァンゲト・デワン」ということになる。 韓国は「クァンゲト・デワン」と海洋警察庁の警備救難艦「サンボンギョン」の2隻で遭難信号を出し、漂流中だった北朝鮮の漁船を捜索していたということだ。 IHSジェーン軍艦年鑑2018-19によれば「クァンゲト・デワン」級駆逐艦は、空中の飛翔体を360度捜索するSPS-49v5対空捜索レーダー、水上及び低空を
南北軍事境界線上にある板門店での事務レベル協議や、訪米した金英哲(キムヨンチョル)朝鮮労働党副委員長との直接対話を重ねた結果、トランプ米大統領は「最大限の圧力」という言葉を使うことをやめるなど、考え方が少し変わってきたように思う。 ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が、非核化を含めた大量破壊兵器(WMD)の一括放棄が達成されなければ会談の必要はないと訴えていたのに対し、トランプ氏は金正恩(キムジョンウン)委員長に個人的に興味を持ち、「おもしろそうだからやってみよう」という方向になっている。 この結果、非核化や、それを検証する作業の定義が厳格なものではなく、あいまいなものになってしまうと懸念している。訪米した日本の安倍晋三首相とトランプ氏との7日の会談は、こうした危機感が背景にあり、改めて非核化や弾道ミサイル問題などの重要性を説きに来るのだろう。
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