しばしば重大発表がなされるトランプ米大統領のツイッターは世界的な注目の的だが、それに負けず劣らず、駐日ロシア大使館(東京都港区)のツイッターも、一国を代表する公的機関らしからぬ奔放さで話題を呼んでいる。一般人に「恥を知れ」と返信したり、米国を皮肉ったり、日本語でダジャレ(?)を言ったり…。こうした親しみやすさのためか、フォロワーも増加。日本でいまだに根強い「怖い国」といった負のイメージ払拭に一役買っている。一方で「裏に意図があることも知っておくべきだ」と警戒する専門家もいる。 (外信部 小野田雄一、ツイートは原則的に原文のまま) 米の主張に真っ向反論 「米シアトル市にあるロシアの外交施設に米特務機関の関係者が侵入しようとしている。民主主義や国際法遵守を掲げている国のやり方はこれでいいのかしら(考えている顔のスタンプ)」(4月27日) このツイートは、英国で今年3月に起きたロシアの元スパイ、