非核化手法、平行線 コリア・レポートの辺真一編集長の話 北朝鮮は一つ非核化に進めば、一つ見返りを求めるギブ・アンド・テーク方式で解決しようとしていた。一方で米国は非核化の一括解決を求めていた。この要求に北朝鮮が応じず、会談を開いても成果を得られないと判断したのだろう。米朝共に平和的に解決しようとする基本方針に変わりはない。米国はさらに圧力をかけ、譲歩を引き出したいとみられる。朝鮮半島では7月には朝鮮戦争休戦65周年、9月は北朝鮮建国70周年など節目を迎える。また米国も秋には中間選挙を控えている。この節目までに会談が開かれる可能性が高い。