国際オリンピック委員会(IOC)が平昌五輪にロシア選手団の派遣を禁じた決定について、国際スケート連盟(ISU)は8日、GPファイナルに出場した同国男子のミハエル・コリャダの発言に誤訳があったとして訂正と謝罪を行った。 コリャダが男子ショートプログラム(SP)後の会見に出席した際の発言は、日本連盟が契約した通訳者によって、「ロシアが犯したことを考えれば当然の処置。決定に従い、ロシアの代表として五輪に出ることはない」と訳され、各メディアで報じられた。 しかし、関係者らの指摘を受けたISUが「ロシア選手が出場できるのは正しい判断だったと思います。正直に言えば、ロシアチームが参加しない五輪は想像できないからです」だったとした。日本連盟によると、担当した通訳も誤訳を認めているという。