「NO安倍」のプラカードを掲げ、元徴用工問題解決や対韓輸出規制撤回を訴える韓国市民=ソウル市の光化門広場で2019年7月27日、堀山明子撮影 ソウル市中心部の光化門広場で27日夜、日本の対韓輸出規制強化に反発して日本製品の不買運動を行う韓国市民ら数百人が集会を開き、ロウソクを手に「元徴用工問題で謝罪しろ」「経済報復を糾弾する」などと叫んだ。主催団体は今後、8月3日、10日の土曜日と、植民地支配から解放された15日の光復節にロウソク集会を呼びかけている。 今月24日に元徴用工訴訟の支援団体や労組など600団体が参加する実行委員会が発足し、散発的に行われていた不買運動のデモが大規模化した。朴槿恵(パククネ)前大統領を弾劾に追い込んだロウソク集会は、毎週土曜日夜に行い、運動が拡大したため、同じ運動手法を取った模様だ。