韓国大統領府の独断で「独島エビ」、決定過程で外交部を排除 韓米首脳会談の際、大統領府が外交部(省に相当)と十分相談せずに作業を進めたことから、外交部が困惑していることが10日、分かった。 大統領府は7日、韓米首脳会談の国賓晩さん会に「独島(日本名:竹島)エビ」を出す計画を決定する前、外交部と事前に相談していなかったことが同日、分かった。外交部関係者は「最初に外交部が受け取り、米国側に通知したメニューには『チャプチェ(韓国風春雨いため)』とだけ書かれており、『独島エビ』が入っているという言葉はなかった」と語った。対日外交で問題になる可能性があり、米国とも相談すべきことだったが、決定の過程で外交部が排除されたことになる。これと関連して10日に国会外交統一委員会に出席した林聖男(イム・ソンナム)外交部第1次官は、「日本の抗議を事前に予想したのか」という質問に対して、「このようなメニューが話題にな
台湾の馬英九前総統の主な発言は以下の通り。 ◇ 仲裁裁判所の裁定は「欠席裁判」だ。われわれは参加していない。「中華民国国際法学会」が意見書を提出し、出廷して説明しようとしたが拒否された。 太平島は小さな島で訪問者は少なく、誤解が多い。太平島で湧く水質は非常に良く、200人近くが居住し医療施設もある。日本時代は工場もあった。 裁定は、国連海洋法条約121条3項が定める島の定義「人間の居住」について「政府職員を含まない」としたが、これは厳格すぎ、条文の本来の意味を変えている。太平島は岩ではなく島だ。裁定の手続きは非常に不公平で、考え方も誤りだ。 私は総統の時にフィリピンの主張に反対した。裁定が出た際の民主進歩党の総統も「受け入れない」としており、私と完全に同じだ。裁定は41カ国が支持し、58カ国が反対だ。1年たち、東南アジア諸国も重要な会議で取り上げない。 私は2015年に「南シナ海平和イニシ
韓国の地方議員たちが島根県の竹島に慰安婦問題を象徴する少女像を設置しようと呼びかけていることについて、韓国政府は19日、「人権に関わる慰安婦問題と、領土や主権の事案とは性格が全く異なる」として、望ましくないという考えを示しました。 これについて、韓国外務省のチョ・ジュンヒョク(趙俊赫)報道官は、19日の記者会見で、「慰安婦問題は普遍的な人権に関わるもので、領土や主権の事案とは性格が全く異なる」と指摘し、竹島に少女像を設置することは望ましくないという考えを示しました。 この問題をめぐっては、韓国側で竹島の管轄権を主張する東部・キョンサン(慶尚)北道の知事も、18日、島での少女像の設置は不適切だとする立場を表明しています。 一方、竹島に少女像を設置しようと呼びかけているキョンギ道議員のミン・ギョンソン(閔敬善)氏は、NHKの取材に対し、「憂慮は理解するが、慰安婦問題は黙っていても解決しない。韓
東シナ海の日中中間線付近で中国が一方的に進めるガス田開発で、新たに掘削施設1基が確認されたことが31日、分かった。中国側が建造したものとみられ、17基目となる。中国側が開発の既成事実化を進める中、軍事転用の恐れもあり、日本政府の厳しい姿勢が求められる。 海上保安庁が10月28日に出した緊急安全情報「航行警報」によると、新施設が見つかったのは東シナ海の北緯29度45・4分、東経125度45・3分付近。日中中間線の中国側にある。 同庁は外部からの通報で新たな施設を確認。詳しい経緯については「今後の情報収集に支障をきたす」として明らかにしていない。施設の詳細や設置者は「把握していない」という。 日本政府は昨年7月、東シナ海中部の日中中間線付近で確認された海洋プラットホームは計16基になったと公表していた。新施設は、この海域の北東に位置する。日本側の海底資源が奪われたり、軍事用レーダーを設置された
【ワシントン=黒見周平】米紙ワシントン・ポストの15日付無料版に、日本の沖ノ鳥島(東京都小笠原村)について、「島とは認められない」などと主張する意見広告が掲載された。 南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島などを巡り、オランダ・ハーグの仲裁裁判所が7月に出した判決に反発する在米中国、台湾系の団体が出したものとみられる。 広告では、台湾が実効支配する同諸島最大の「太平島」について、「居住が可能で、国連海洋法条約の島の定義を満たしており、島と認めなかった判決はバカげた政治的茶番で受け入れられない」と主張。一方、沖ノ鳥島は「人が住めない岩で、同条約では島とは言えず、排他的経済水域(EEZ)も認められない」と訴えている。
韓国の与野党の国会議員10人が15日、島根県の竹島に上陸し、来年の大統領選挙も見据えて、日本に対する強硬な姿勢を韓国国民にアピールするねらいがあるものとみられます。 議員の1人は、みずからのフェイスブックに上陸した際の写真などを掲載しており、一行は島に駐留している警備隊を激励したり、市民団体と意見を交わしたりしているとみられます。 竹島には、先月25日にも韓国の最大野党「共に民主党」のムン・ジェイン(文在寅)前代表が上陸しています。ムン氏は、2012年に行われた前回の大統領選挙で敗れたものの、来年12月の大統領選挙でも立候補を目指しているという見方が強く、韓国の政界関係者たちの相次ぐ竹島上陸は、5年に1度の大統領選挙も見据えて、日本に対する強硬な姿勢を韓国国民にアピールするねらいがあるものとみられます。 (※ウォンは「王へん」に「援のつくり」)
【ソウル=名村隆寛】韓国の超党派の国会議員団が、日本の朝鮮半島統治からの解放記念日に当たる「光復節」の15日に竹島(島根県隠岐の島町)への上陸を計画していることが明らかになった。日本政府は外交ルートを通じて韓国政府に抗議した。日韓は12日、韓国の元慰安婦支援財団に日本政府が10億円を拠出することで大筋合意したばかり。上陸が決行されれば、改善の兆しがある日韓関係にも影響が及ぶのは必至だ。 聯合ニュースによると、上陸を計画しているのは与党セヌリ党の羅卿●(ナ・ギョンウォン)議員を中心とした「国会独島(ドクト=竹島の韓国での呼称)訪問団」。同党議員6人のほか、最大野党「共に民主党」「国民の党」の議員ら計9人が名を連ねている。一行は15日午前、竹島に上陸し「独島警備隊」を激励するほか、韓国政府が設置している島の警備施設などを視察する。現地で一般の訪問客との懇談も予定しているという。
中国の人工島はアジアの海の支配権を巡る新たな争いを煽っているが、地域の超大国である中国が大洋から軍事基地を浚渫(しゅんせつ)している間に日本は浴槽で島を1つ育てている。 この島は沖ノ鳥島と呼ばれている。陸地から遠く離れ、嵐に見舞われるフィリピン海の環礁で、高潮時には2つの露頭が海面から突き出す。 日本は沖ノ鳥島を自国領土の最南端と見なしているが、中国はこれは島などではなく、ただの岩だと言っている。 数千年にわたり、陸地が沈むにつれて上層部にサンゴの層が育ち、環礁のてっぺんは海面上に出ている形が保たれてきた。だが、沖ノ鳥島は死につつある。気候変動によって海面が上昇し、サンゴが死んでいくからだ。残っている地形を台風がかじっていく。 このため日本は岩礁を再び育てる必死の取り組みに乗り出している。その結果次第で戦略的な要塞の運命が決まり、南シナ海に法的な波紋を広げるとともに、気候変動に脅かされてい
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