今、英国で最高に熱っぽく語られているのは、EU(欧州連合)離脱の是非ではない。英国国民、いや世界のスポーツファンが注目する英国発祥のサッカーの話で持ちきりなのだ。 と言うのも、世界最高峰レベルのプロリーグ、「プレミアリーグ」の世紀の大番狂わせの歴史的な優勝争いが大詰めを向かえ、その行方を世界が固唾を呑んで見守っているからだ。 注目の的は、英国メディアからも、日本も当然、タイのメディアからも(理由は後ほど・・・)大絶賛の日本代表FWエース、岡崎慎司選手がFWを務める「レスター・シティ」。 現在(シーズン戦6節を残し)、クラブ創立130年を超える(創立1884年)歴史で初のプレミア制覇を目指し、優勝戦線を首位で驀進中、奇跡的な快進撃を続けている(関連記事1、2)。 超弱小クラブが大変身 過去に一度も優勝経験のないアンダードッグの「レスター・シティ」はもともとは、リーグ残留を最大の目標に掲げ、一