スイス・チューリヒの駅に掲示された「野放しの帰化?却下」とのスローガンが掲げられたニカブ姿の女性を描いたポスター(2017年2月7日撮影)。(c)AFP/Michael Buholzer 【2月13日 AFP】黒いニカブの隙間からにらむような目を覗かせた女性のイラストに、「野放しの帰化」を拒否するよう有権者に呼びかけるスローガン──。スイスで12日に行われた国民投票を前に国内各地に貼り出されたポスターが、物議を醸している。 国民投票は移民3世の市民権取得手続き簡素化の是非を問うものだったが、ポスターの真の狙いはスイスに流入するイスラム教徒の増加を懸念する人々に対する「恥知らず」なアピールだと、非難の声が上がったのだ。チューリヒ(Zurich)で広告代理店を経営するピウス・ワルカー(Pius Walker)氏は、「非常に恐ろしいことがこの国で起きている」と語る。 12日に実施された国民投票で
キーボードショートカット一覧 j次のブックマーク k前のブックマーク lあとで読む eコメント一覧を開く oページを開く ✕
[ロンドン発]アメリカ大統領選を通じて人種差別主義をまき散らしてきたドナルド・トランプ大統領が11月29日、イギリスの極右団体による反イスラム投稿を3連続してリツイートしました。イギリスのテリーザ・メイ首相も「アメリカの大統領がこんなことをするのは間違っている」(首相報道官)と頭を抱えています。 さすがのトランプ大統領でも、こんなにえげつない内容の動画を何のためらいもなくリツイートできるのでしょうか。 トランプ大統領はメイ首相の懸念に「私にではなく、イギリスで起きている破壊的で過激なイスラムのテロリズムにフォーカスしろ」という反論をツイートしました。イギリス政府はトランプ大統領に対する国賓としての公式招待取りやめを検討しているとの報道もあります。 トランプ大統領がリツイートした反イスラム極右動画4358万人のフォロワーを持つトランプ大統領がリツイートしたのは、イギリスの極右団体「ブリテン・
米西岸北部オレゴン州ポートランドの通勤列車で、ムスリム(イスラム教徒)の少女2人に差別的暴言を吐き、制止しようとした乗客3人を死傷した疑いで逮捕された容疑者が29日、法廷で「アメリカの敵は死ね」、「自由がいやなら出ていけ」などと叫んだ。 事件は26日午前、ジェレミー・クリスチャン容疑者(35)が通勤列車で16歳と17歳の女性に向かって、イスラム教徒への差別的暴言を浴びせ続けることで始まった。容疑者と女性たちの間に、タリーシン・ムルジン・ナムカイ・メシェさん(23)とリッキー・ジョン・ベストさん(53)、マイカ・デイビッド・コール・フレッチャーさん(21)が割って入ったところ、容疑者に刺された。ナムカイ・メシェさんとベストさんは死亡し、フレッチャーさんは重傷を負った。
画像説明, 差別的暴言を浴びせられていた女性たちを助けようとして刺され死亡した、タリーシン・ムルジン・ナムカイ・メシェさん。母親は息子を「輝く明星」と呼んだ 米西岸北部オレゴン州ポートランドで26日、通勤電車で乗客に差別的暴言を浴びせられているムスリム(イスラム教徒)の10代女性2人を助けようとした男性3人が、相手の乗客に刺され、2人が死亡する事件があり、3人を称える義援金が28日までに60万ドル(約6800万円)集まっている。 事件は、朝の混雑した通勤列車で16歳と17歳のムスリム女性に向かって、ジェレミー・クリスチャン容疑者(35)が、イスラム教徒への差別的暴言を怒鳴り続けることで始まった。若い女性の1人は、ヒジャブで髪を覆っていたという。容疑者と女性たちの間にタリーシン・ムルジン・ナムカイ・メシェさん(23)とリッキー・ジョン・ベストさん(53)、マイカ・デイビッド・コール・フレッチ
フランス、リヨン発――土曜の夜11時、極右思想を持つ若者たちのたまり場として知られているリヨンのバー『ラ・トラブール』に、フランスの若いナショナリストたち200人ほどが集まった。 かつては泡沫政党だった国民戦線の党大会がこの近くで開催されていた。夜が更けるにつれて、党の大物たちもやって来ると思われた。 バーに続く階段には、30人ほどの若者が立ち、煙草を吸ったり雑談したりしている。若手右翼運動『Generation Identitaire』(アイデンティティの世代)の活動家が3人、一目でそれとわかる黄色いジャケットを着て、ドアのところで作業をしている。 パーティーはいつ始まったのかわからない。バーの中は人で溢れていた。このバーは、移民より「先住民」の権利保護を主張するフランスのネイティビスト(移民排斥主義者)たちが2011年4月にオープンした。店の裏では、活動家たちが露店を出してグッズ販売を
カナダ・ケベックシティーで、銃撃事件が起きたモスクの近くにろうそくをともして犠牲者を追悼する人々(2017年1月31日撮影)。(c)AFP/Alice Chiche 【2月2日 AFP】カナダ・ケベックシティーのモスクで6人が死亡した銃撃事件をめぐり、地元で人気の保守系ラジオ番組の司会者らが、憎悪や不寛容を拡散させているとして激しい批判の的となっている。 問題視されているのは、ケベックシティー内で聴取率2位のラジオ局「FM93」や同3位の「Radio X」で流れている複数のトーク番組。対立をあおり、過激思想の定着とまん延を助長しているとの批判が出ている。 ケベックシティーでは先月30日、極右思想を支持する地元大学生が、モスクで礼拝中のイスラム教徒に向けて発砲し6人を殺害、8人を負傷させる事件を起こしたばかりで、こうしたラジオ番組の影響を指摘する声が高まっている。 ケベック州のフィリップ・ク
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く