[ベルリン 20日 ロイター] - 英国のキャメロン氏やイタリアのレンツィ氏らが次々と首相辞任に追い込まれるなど不安定化する欧州の政治状況の中で、ドイツのメルケル首相の地位は、しっかりと安定したものだと思われてきた。その状況におおむね変化はないものの、ベルリン中心部のクリスマス市場で起きたトラック突入事件は、そのメルケル氏でさえ揺るぎない存在ではないことを想起させた。 12月20日、ベルリン中心部のクリスマス市場で起きたトラック突入事件は、メルケル独首相(中央)でさえ揺るぎない存在ではないことを想起させた。写真は、ベルリンの事件現場で花をたむける同首相ら(2016年 ロイター/Hannibal Hanschke) 19日夜発生したトラック突入事件では12人が死亡。容疑者としてパキスタン出身の男性が逮捕されたが、独連邦検察当局はその後、容疑を裏付ける十分な証拠がないとして釈放した。 ただドイ
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