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欧州で反移民、反欧州連合(EU)を主張する右派が躍進する中、チェコでは右派政党を率いる日系人の政治家が存在感を発揮している。第3政党の「自由と直接民主主義」(SPD)のトミオ・オカムラ党首(45)だ。オカムラ氏は毎日新聞の取材に「EUはこのままでは崩壊する。各国の主権を尊重する国家連合に変わるべきだ」と持論を展開した。【プラハで三木幸治】 父が日本人と韓国人の間に生まれ、母はチェコ人というオカムラ氏。日本生まれで、子供の時にチェコに渡り、児童養護施設などで育てられた。成功を夢見て10代後半で日本に戻ったが、映画館の売店勤務などアルバイト生活から脱却できず、再びチェコへ。日本人を対象にした旅行業で成功を収めた後、業界団体の広報に就任。その後、巧みなトークを武器にテレビで人気者となり、2012年に上院議員に初当選し、15年にSPDを創…
チェコは20、21の両日、総選挙(下院、定数200)を行った。チェコ統計局の発表によると、開票率99%の段階で、実業家で「チェコのトランプ(米大統領)」と呼ばれるアンドレイ・バビシュ氏が率いる与党の中道政党「ANO2011」が得票率29・8%で他を引き離し、第2党から第1党になることが確実になった。 欧州の旧社会主義国で政治的に最も安定していると言われてきたチェコにもポピュリズムの風が吹き、欧州連合(EU)との関係にも影響しそうだ。 ANOは汚職追放と既成政治打破を掲げて2012年に結成された新興政党。食品やメディア関連企業などを経営する富豪として知られるバビシュ氏は「反エリート」を前面に出し、大胆な議員定数削減などを打ち出す。EUの単一通貨ユーロの早期導入に消極的とされ、難民受け入れに反対する発言を重ねる。首相になれば、ハンガリーやポーランドとともに、EU加盟国でありながらEU批判の声を
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