ワシントン(CNN) 米司法省は13日、民主党関係者の電子メールやコンピューターネットワークをハッキングする試みを繰り返したとして、ロシア国籍の12人を起訴したと発表した。ロシアによる米大統領選介入疑惑を調べているマラー特別検察官の捜査の一環。 起訴された12人はいずれもロシア軍参謀本部情報総局(GRU)の要員。GRUはロシア軍の主要情報機関であり、被告らは「公式の職務」で行動していたとされる。 今回の発表で、民主党候補のヒラリー・クリントン氏に打撃を与える目的で行われたメールの公開を含め、2016年米大統領選への攻撃に関する新たな詳細が判明した。 司法省によれば、ハッキングの標的はクリントン陣営や民主党全国委員会、民主党議会選挙対策委員会で、盗んだ情報を「DCリークス」や「グシファー2.0」の名でインターネット上に公開する意図があった。別の団体を通じた公開も意図していたという。 今回の起